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【お買い物】多分、三十冊目くらいの紙のノート。

こんばんは、しめじです。

一昨日、昨日と模試があって、その監督で職場に出たところ、監督手当をもらいました。

ちょっとした臨時収入だったので、予(か)ねてから買いたいと思っていたものを購入。

こちらです。

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紙の手帳。

トラベラーズノート、という名前の、牛皮カバーに好きなリフィルをゴムで固定して使うノートを買いました。

紙のノートが欲しかった。

普段、iPad Proを持ち歩いていて、結構愛用しています。
授業の準備は教科書紙面や本文なんかをPDFにして取り込んで、どんどん書き込んで使ったり、授業の記録や出欠も記録しています。
(顔認証でロックをかけているので、結局この中にデータで入れておくのが一番安全なように思います。画面を消してしまえば、誰かに解除される心配もありません)

紙の教務手帳(出欠記録したり、試験の点数を記録したりする、名簿を貼り付けて使用する教員用のノート)より明らかに安全ですし、自由に使えて便利です。
また、カバーを取り付けるための強めの磁石が背面に入っているので(これのせいで鞄に突っ込んでいた銀行の通帳がご臨終なさってしまいましたが)、小テストや問題演習の時には黒板にくっつけてタイマーにしたり、ちょっとした写真は黒板にくっつけてみられるようにしたり、生徒に回覧させたり。

今年はリモートで面談とかもあったので、その時にも重宝しました。
(職場のパソコンでズーム使っている時に、大学の相談とかされても、パソコンが塞がっていると調べ物もしにくいですからね)

プライベートでは、MacBookのサブディスプレイにしたり、ノートにしたり、本を読んだり、動画をみたり弄ったり、ゲームをしたり、まあそれはそれは公私共にお世話になっているわけですが。

手帳としては使いにくい。

どうしても、これだけが慣れませんでした。

普段はnote shelfというアプリに、PDFで手帳風のページをいれて使っていたのですが、なんか使いにくい。私個人が使いにくいと感じる理由としては、

・いちいちロック解除して、アプリ選択→たくさん並んでいるファイルから手帳を選択する、という手順が面倒。
・他の週や日を選びたい時、いちいち数日分とか数週分とかスワイプしないといけない、もしくは一覧を開いてそこまでスクロールしないといけない。

要は、「一覧性が悪い」という電子書籍の欠点が手帳でもそのまま発揮された感じです。
私用も仕事用も、物量嵩張らせずに自由に使い分けることができたり、消したり書いたりがめちゃくちゃ楽だったり、メリットもたくさんあるのですが。

仕事の性質上、一つイベントが発生すると、いきなり数日分あれこれ書き込むことになります。

例えば、生徒が一人推薦入試を受けるとすると、

・校内選考のための書類の提出日。
・進路指導部や校長との面談の日時。
・進路指導部に書き上げた推薦書などを提出する日。
・生徒から願書や志望理由書を受け取らなければならない期限。
・願書締め切り
・入試日
・志望理由書添削や面接練習のアポ
・合格発表日

なんかがどんどん入ってきます。
これが、場合によっては十人分ほど入ってくるわけです。

いちいちあっちにスワイプこっちにスワイプやってられないわけです。
そして、何かの拍子にパッと開いた時に、ついでにそれらが目に入ってこないと意味がありません。

朝、職場でTODOとかを作ろうとして今日のページを開いたら、「〇〇締切」とか書いてあったら洒落になりません。

だから、ぱらぱらめくれてあれこれ勝手に目に入る紙の手帳の方が、おそらく楽だという判断です。

あとは、紙にあれこれ書くという作業が単純に好きなので、利便性度外視で紙を使うことが多いというのもありますが。

欲しかったノートの条件

一番は、丈夫なこと。

私はノートをヘビーユースする人間です。
iPadも、バッテリー使用量のほとんどがノートアプリ。紙のノートは本当にボロボロゴワゴワになります。

無印良品の、スピン付き無地ノートを愛用していた時期もありましたが、私の使い方のヘビーさに、全体的な作りの頑丈さが追いついておらず、半分ほど使ったところで表紙が使い物にならなくなりました。

(でも、基本的には良いノートです。やすいし。使い込むほど味が出るタイプのノートなので、小型ノート好きならお勧めです)

なので、カバー含めて頑丈であることが最大条件でした。
どこに行くときもあらゆる鞄に放り込めて、机の上みたいな平らな場所がないところでも、適当に広げてポンと置いても大丈夫なもの。

次は、万年筆が使えること。

これもとにかく看過できないポイントです。

普段から万年筆で字を書くので、ただの紙だとどうしても裏写りしてしまいます。
だから、そういう心配のない紙でできているというのも大事な条件です。

裏写りしにくい、とアピールされている紙でも、実際は結構うつるもの。
万年筆は、メーカーや字幅によってインク出量が大きく異なりますし、そもそも結構個体差もあります。
また、インクによっても粘度が異なるので、粘つくものと水っぽいものでも裏写りしやすさが異なります。

できれば、スーベレーン1000の太字でゆっくり丁寧に書いても裏に滲まないもの(…わかる人にとっては、かなり無茶を言っていると思いますが)。

というわけで、トラベラーズノート。

いろいろと試してみたものの、これだというものに辿り着けず。

最終的にトラベラーズノートに落ち着きました。

まず、紙がMD用紙です。
MD用紙というのは、ミドリという会社が作っている紙で、これがとにかく万年筆と相性がいいんです。

滑りもいいし、滑らか。そして裏に抜けない。
なので、ミドリのノートも最後まで候補に入っていました。

それと、このトラベラーズノート。
こちらも、リフィルはMD用紙を使っています。

あとは、頑丈さ。

トラベラーズノートは、そもそも牛革のカバーにリフィルを固定する前提の仕様。
リフィルも一冊一冊が薄めなので、比較的短いスパンで交換することになります。
私にとっては好都合。ぼろっぼろになる前に交換できるのでありがたいです。

ミドリのノートも、レザーカバーを用意してくれているのですが、両者を比較したとき、お値段が…となったので(ビニールカバーはいずれどこかが裂けるので選択肢に入れていません)、トラベラーズノートに落ち着きました。

早速あれこれ手帳の中身を書き写しましたが、いいですね。

とても、いい感じです。

これから、目一杯使い倒していこうと思います。

では、今夜はこの辺で。

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