人間の判断過程


人間の判断には複数の要素が絡んでいます。
ですが構造は簡単です。2層構造で成り立っています。

第一層がメリットとデメリットの層で、第二層が社会の層です。

◯第一層 : メリットとデメリットの層◯
自分の望むことと自分の避けたいことの二面により説明されます。
身近で分かりやすい例を用いると蚊の行動パターンです。

蚊の判断は自分のしたいこと(血を吸うこと)と自分の避けたいこと(叩かれること)の二面で成り立っています。


◯第二層 : 社会の層◯
相手の感情を重んじる『共感本能』と信頼のおける相手や優位関係にある相手の認識を受け入れ従おうとする『適応本能』と人間相互の関係によりもたらされる『信念』。集団性闘争本能ですね。
挙げた3つの働きにより説明されます。

ざっくりとそれぞれの働きをお腹が空いている中、葛藤する人物を用いて説明します。
お腹がすいたけど食べ物とったら相手が『可哀想』だから取らないのが『共感』本能。
お腹がすいたけど、『親』に人のものをとってはいけないと教わったから食べものを奪わないのが『適応』本能。
お腹はすいたが、食べ物とは各々の努力により獲得するものであり他人から奪うことは許されないと考えるのが『信念』。自分に対して高潔さ、集団における『強さ』を付与します。


◯実際の行動を基とした説明◯
主体的な活動に対して、デメリット他者の感情の尊重社会から導入した認識そして経験や他者との関わりなどから導き出した信念ストッパーの役割を果たします。







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