本能考察


本能とは生物を構成する化学反応や行動のことで、それはもう多岐にわたりますが、生物が生存し種を存続させるために必要なものや傾向は限られているために理解しやすい形に整理することが可能です。
これはまだ言葉に表したばかりなので修正が必要になったり、理解が難しいかもしれませんが、もし興味がありましたらどうぞご覧ください!

本能大別
第1本能ー生きること = 身体が活動し続けることを求める

身体システムー身体の外から特定の物質を体内に取り入れることで自然と活動する一連のシステム
構築ー遺伝子に基づいた身体システムの構築
稼働ー身体システムの継続的な稼働
数多ある各システムが稼働し、調和することにより全体で動く
(意識的な活動はその脳回路が稼働していることで、その仕組みをもとに身体を意識的に動かすという過程をとおる)
(実のところ人間は行動するための神経の繋がりにしても情報の神経の繋がりにしても自分の保有又は稼働しているもの及びその構造を応用したものしか使えない)
維持ー遺伝情報および生まれてから保存する情報から外れることの回避
希求
ー自分の体内のみで完結できない身体作用を成り立たせるための物質の供給や他者との関わりを求める
識別ー自らが干渉および逃避する対象の識別
識別したものを好意的に感じる
例)甘いものは美味しい
排出ー身体システムの作用により発生する不要物を体外に出す


第2本能ー遺伝情報が受け継がれることに繋がる

生殖ー受精や子の出生に繋がる活動
異性識別ー異性を発見する
人を見つけるとき私たちはその姿や声、匂いなどから対象を人間と知覚する


第3本能ー他意識との関わり
感情や意志をもつ存在のことです

闘争ー他者から力を認められることを求める
力を認められ、尊重されることで自分の幸福を増やし苦痛を減らすことに繋げる働き
友好ー感情を重んじるはたらき、共感
相手の痛みを尊重して行動を控えたり、相手の幸せのために行動する
適応ー強い者や集団に従い、好意的に思われることを求める
愛情ー愛を向けられることやスキンシップを求める

識別→希求ー先祖が必要とした存在を認識することで好意を抱き、識別したものに近づく
抱いた好意が強ければ強いほど友好のはたらきが強くなる


第4本能ー世界を理解することを求め、疑問を抱く
新奇希求ー新しいものを求める
因果理解希求ー物事の本質の理解を求める

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