本能 ー ①

生物はその個体のご先祖様が「生きて子孫を残すことに繋がった化学反応及び行動」を「太古から受け継いだ経験則」として重視し、原則これに従います。
これがいわゆる「本能」と呼ばれるもので、私たちはこの本能の働きを「心」の動きで認識しています。

生存や子孫繁栄に繋がったことが自分の身に起きることで「幸福」を感じ、生存や子孫繁栄の危機に「苦痛」を感じます。
これを食欲の例で示すと、食べものを食べることで心地よい満腹感が得られ、空腹を満たせないことでお腹が痛くなり気分も悪くなります。

私たちは幸福感を求め、そのための行動を実行しようとします。又、苦痛には対処しようとします。

生物は自分さえ生き残り子孫が繁栄すれば種が継続するという関係性から、自己中心的な振る舞いをします。

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