見出し画像

シングルスのセオリー「9つのエリア分け」Vol.31

シングルスのセオリーを覚えよう

シングルスは1人でやるので、時間を奪って攻撃したり、時間を作って守ったりと、ある程度自分の思った通りにプレーする事が出来ます。

しかし好き勝手に自分の打ちたいショットを打ちたいコースに打っても、それがポイントに繋がるかどうかは分かりません。

セオリーをいくつか覚えておかないと、自分の思った通りに試合は進まないので、今回は覚えておいた方が良いシングルスのセオリーの一つを解説したいと思います。


コートのエリア分け

画像1

画像のように、コートを縦と横それぞれ3つのエリアに分け、合計で9つのエリアが出来上がります。

これを基にして、自分は相手が打ってきたエリアと同じエリアに返す事だけをやってみましょう。

例えば③に相手が打ってきたら、相手コートの③に打ちます。

画像2

同様に、④に相手が打ってきたら、相手コートの④に打ちます。

画像3

このように相手が打ってきたコースにそっくりそのまま返す事で、自分のやる事がはっきりして迷いがなくなります。

またネットのセンターベルトの上を狙えばほぼ自動的に相手が打ってきたエリアと同じエリアにボールが飛んで行くので、割と簡単に出来そうなセオリーだと思います。


⑤に入ったら展開の始まり

画像4

自分の打ったショットが相手コートの⑤に入ってしまうと、相手は少し前に入って打てて、簡単に展開されてしまいます。

反対に、相手の打ったショットが⑤に入ったなら、自分から展開していくチャンスとなります。


エリアを意識した練習方法

クロスラリーの練習はよくやると思いますので、その解説をしていきます。

画像5

例えばバックのクロスラリーであれば、③を目標に狙いつつ、ズレたとしても②か⑥に入ればそこまで悪くないと思いますので、そこを意識してラリーしていきましょう。

相手をベースラインより後ろか、サイドラインより外に留まらせる事が、相手に簡単に攻められないコツになります。

なので相手がコートの中に入って打ててしまうので、ここでも⑤に入らないように注意が必要です。

画像6

相手の打ったショットが⑤に入るなら、早いタイミングでストレートに展開していきましょう。

基本的には相手が③、②、⑥に打ってきたら同じく③、②、⑥に返し、相手が⑤に打ってきたらすかさずストレートに展開していくようにして、守るか攻めるかを迷わずに判断できるように上手くエリアを使っていきましょう。


まとめ

よく練習ではターゲットを置いて狙う事をやりますが、エリア分けをして、どのエリアに来たらどこを狙うかや、攻めるか守るかの判断基準を作る事で、迷いを少しでも消してプレーができるようになると思います。

最初はエリアを書いたりラインテープを置いてみるとイメージしやすいので、ぜひやってみてください!

よろしければサポートお願いします🙇‍♂️ いただいたサポートは今後の活動費に充てさせていただきます!