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ポジションとコース、その練習方法とは? Vol.5

最近日差しが強くなり、一気に日焼けしてしまいました。私は日焼けすると色が黒くなってしまうので、腕時計焼けと靴下焼けは健在です!笑

さて、前回は9つのボールコントロールについて書かせていただきました。この記事ではそれぞれの要素の説明に触れただけでしたが、今回は場所について深掘りしていきます!

①場所のコントロール

自分の場所を変える事と、相手の場所を変える事、それぞれ分けて考えていきましょう。


自分の場所を変える

自分が良いボールを打ったら、少し前にポジションを取りましょう。

自分の良いボールに対して相手は守りになり、浅いボールが来やすくなります。それを確実に攻めたいので、相手が打つまでに少し前にポジションを取れば、相手の時間を奪って攻撃しやすくなります。


逆に甘いボールを打ってしまったら、少し後ろにポジションを取りましょう。

自分の甘いボールに対して相手は攻めようとします。それを確実に守るため、相手が打つまでに少し後ろにポジションを取り、自分の時間を作って守りやすくなります。

自分の場所を変える練習方法

これと言って特別な練習方法はありません。単純に、ラリーの中で前後に動きを入れながらやってみると良いと思います。やっていく内に、自分がどういうボールを打てば相手が甘いボールを打ってくれるのか、逆に相手に攻められてしまうのかが分かってくると思います。

前後に動く事を意識するだけでかなり質の上がった練習になると思いますので、ぜひやってみましょう!


相手の場所を変える

クロス、ストレート、センターにコースを変える事で、相手を横に動かす事が出来ます。

ドロップショットやロブを打つ事で、相手を前後に動かす事が出来ます。

ショートクロスに打つ事で、相手を斜めに動かす事が出来ます。

自分のショットによって相手を動かす事は、試合で勝つ上で重要です。相手を動かしてオープンコートを作り、確実にポイントを取っていくように、ラリーを支配したいですね。

今回はクロス、ストレートのコースの打ち分けについて、練習方法を解説していきます。

コースを打ち分ける練習

ボールが来たコースと同じコースにそのまま打ち返すのは簡単ですが、ボールが来たコースと違うコースにコントロールする事は難しい技術です。来たコースと違うコースに打つ練習として、8の字ラリーがオススメです。

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難しいので、最初は2人vs2人や2人vs1人にしてみると良いと思います。最終的に1人vs1人で出来るように、頑張りましょう!

8の字ラリーのバリエーション

クロスvsストレート
クロスvsクロス・ストレート
クロスvsクロス・クロス・ストレート
クロスvsクロス・クロス・ストレート・ストレート

片方はクロスのみ、もう片方はクロスとストレートに打ち分けます。それぞれ打つ回数を決めれば、バリエーション豊富な練習メニューになります。

ラリーの途中で「2回、1回」など声かけしてルールを変えても面白いと思います!

ポジションの基本を覚えましょう

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簡単な図ですが、赤いラインは相手が打てる範囲、黄色いラインはその中間を表しています。

ポジションは黄色のライン上が正しいポジションになりますので、

ベースライン付近 → 相手の少し対角に立つ

ネットプレー → 相手寄りに立つ

これを理解した上で相手を動かさないと、逆に自分が振り回されてしまうので要注意です!

まとめ

今回は場所のコントロールについて書かせていただきました。特にシングルスでは相手を動かしてオープンコートを作り、自分は良いポジションを取り、確実にポイントを取っていく事が大切になります。ポジションの基本を理解しながら練習で実際に覚えて、ラリーの主導権を握れるように頑張りましょう!

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