見出し画像

「綾瀬はるか腸になろう」とうパワーワードについて考えてみた

 どうもMr_noiseです。朝、冷蔵庫を開けるとBifixというヨーグルトが入っていて、パッケージに「#綾瀬はるか腸になろう」という奇妙な宣伝文句が書かれていました。言葉の表そうとしている概念が起き抜けの頭にはあまりにも難解かつ突飛。このヨーグルトの宣伝屋さんは何言ってんの?と思わず写真を撮って、考え込んでしまいました。

はるか

 このヨーグルトを食べた人が綾瀬はるかの腸になるってこと?めちゃくちゃ怖い。

はるか1

 文字通り考えるとこうなる。しかも普通の腸でなく、女優として活躍されている綾瀬はるかさんの腸になるらしい。綾瀬はるかさんがドラゴンボールのセルとか魔人ブウみたいにヨーグルトを食べた人を体内に吸収して、腸の一部にする能力者ってことなのだろうか。綾瀬はるかさん、強キャラだな。吸収できないほどのパワーを吸収させられて爆発霧散しそう。

 それともヨーグルトを食べて、腸に変身してしまった人を見て、綾瀬はるかさんが「この腸、わーたしの!」って所有権を主張するってことだろうか。すごいシチュエーションだ。サイコパス感強いけど、モツを持ってニコニコする狂気じみた綾瀬はるかさんが見たい気はする。

画像3

 容器の裏側を見ると綾瀬はるか腸について説明があった。

※綾瀬はるか腸とは、いつも素敵な綾瀬はるかさんのような元気な腸をイメージしています。

食べた人の腸が綾瀬はるかさんのような元気な腸になるということらしい。
つまりこういうことだ。

はるか腸

 直喩の関係になっているのは「綾瀬はるかさん」と「食べた人の腸」だから、食べた人の腸が大河ドラマ『八重の桜』で主演を務める女流くらい元気で素敵になる。これはこれで怖い。腸の比喩に女優を使うという発想よ。イメージ的には『寄生獣』のミギーみたいに腸が人格を持って勝手に動き出すってことだろうか。それとも海野十三の小説、『生きている腸』のチコみたいに砂糖水を与えて飼うイメージだろうか。真剣に考えると、女優だし肌がきれいとかアンチエイジング的要素とか、性格的な明るさと元気ってことなのだろうけど、それを腸にあてはめるのはよくわからん。

 考えても、結局意味が分からなかった。僕はわかっていないけど、世間一般には綾瀬はるかさんは腸の比喩に使っても大丈夫なくらい「いつも素敵で元気」という共通理解ができているってことなのだろう。それにしても、このヨーグルトが冷蔵庫にあるということは「綾瀬はるか腸」を目指している人間が家族内にいるってことなのだろうか。それともすでに家族が「綾瀬はるか腸」になっているのか。知らないうちに自分以外はみんな「綾瀬はるか腸」だったりするのだろうか。

 絶対この売り文句流行ってないし、「最近ヨーグルト食べてるから、綾瀬はるか腸になった?」って聞いても通じないだろうな。

 宣伝屋さんが新しくこの世に誕生させたバズワード、「綾瀬はるか腸」について考えた回でした。これを読んでいる皆さんはすでに「綾瀬はるか腸」ですか?まだなってないなら「綾瀬はるか腸」になりたいのでしょうか?僕はケインコスギ心臓とかもあるならなりたいなと思いました。強そうだし。

 わりとインパクトの強い文句だったので、これからテレビで綾瀬はるかさんを拝見するたびに「あっ、腸の比喩に使われた女優さんだ」と思うことになりそうです。しばらく「綾瀬はるか腸」になる予定のないMr_noiseの戯言でした。

#コラム #エッセイ #綾瀬はるか腸 #綾瀬はるか腸になろう #綾瀬はるか #ヨーグルト #バズワード #よくわからない話

 

サポートしていただいた場合、たぶんその金額をそのまま経費として使った記事を書くと思います。