ダイエット成功は「覚悟」が決定づける

ここで言うダイエットは標準体重プラス10kg程度の人の減量のことを想定している。150kgの人が140kgになるのは除外。たまに「2ヶ月で20kg痩せた」とか吹聴する人がいるが、そういう人は標準体重よりもはるかに重たかったりする。落とした体重だけにフォーカスしてはならない。150kgの人の10kgなどほぼ誤差。ああいうのは誇大広告みたいなもんだと思う。話を戻すと、数kg落とす程度なら「ゆるふわダイエット」で十分。一方、腹周りにゴリゴリに脂肪がついた状態から10kg以上の減量をするなら「覚悟」が全てを決定づける。生半可な気持ちでは目標達成はムリ。

もちろん、気合いだけの根性論で何とかなるわけではなく、ちゃんとした食事管理、運動習慣、筋トレ、十分な睡眠時間なども重要。その道の専門家の意見を参考にして、効果的なダイエットメニューを組むべきだろう。ただ、実際にそれを実行し続けられる人は少ない。そこで覚悟が必要になる。

そもそも、痩せたいと言いつつ、好きなモノを好きなだけ食ってしまう人は根本的に覚悟が足りない。「なるべく楽な方法で痩せたい」と思うからこそ、少し頑張った程度で自分を甘やかす。僕の経験上、楽なダイエット方法など存在しない。大抵のメニューはキツいし、しんどい。常に「続けたくない気持ち」と「続けないといけない気持ち」がぶつかり合う。これを解消して目標達成までやり続けるには覚悟が必要なのである。この覚悟さえあれば、ダイエットは高確率で成功する。