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五月十六日

  愛知県は16日、春日井市に住む10歳未満の女の子2人に新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表しました。

一方、岐阜県と三重県では16日も新たな感染者はゼロでした。

 感染が確認されたのは春日井市の10歳未満の姉妹で、15日に陽性とわかった名古屋市上下水道局に勤務する30代の男性職員の娘です。

 愛知県が男性の濃厚接触者として16日、同居する家族のPCR検査をしたところ、娘2人の陽性が判明。姉妹に症状はなく、他の家族は陰性でした。

 これで愛知県の感染者数は503人になりました。

 また、岐阜県と三重県では16日も新たな感染者はなく、これで岐阜県は14日連続、三重県は22日連続で感染者がゼロとなりました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除された地域の繁華街では15日夜、解除後初の金曜日を迎えた。飲食店に客が集まり、にぎわいが復活する兆しが見られた。
 飲み屋が軒を並べる名古屋市中区の伏見地下街。宣言前はサラリーマンらでにぎわっていたが、午後6時を過ぎても人影はまばらだった。500メートルほど離れた同区栄の繁華街も、ギョーザ店の店員が所在なげに、マスク姿の通行人を眺めていた。
 一方、路地裏に入ると、サラリーマン風の男性が路上に並べたテーブルで盛り上がっていた。会社の同僚という20代の男女3人組は、午後7時以降も酒を注文できると聞き、「おー」と歓声。「開放感がある。この日を待ちわびていた」と話した。
 午後7時を回ると、通行人も増えてきた。座席数を半分に減らして営業していた日本酒とマグロが看板メニューの居酒屋「十八代光蔵」。同僚2人と飲んでいた男性は「家飲みばかりでは疲れちゃう」と赤ら顔で話した。


日本時間16日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は30万4619人に増加した。

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計449万1730人余りの感染が確認され、少なくとも157万1100人が回復した。

 15日午前4時以降、新たに4981人の死亡と9万6039人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1759人。次いでブラジル(844人)、英国(384人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに8万6744人が死亡、142万9990人が感染し、少なくとも24万6414人が回復した。

 次いで被害が大きい国は英国で、死者数は3万3998人、感染者数は23万6711人。以降はイタリア(死者3万1610人、感染者22万3885人)、フランス(死者2万7529人、感染者17万8870人)、スペイン(死者2万7459人、感染者23万183人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの77人。次いでスペイン(59人)、イタリア(52人)、英国(50人)、フランス(42人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4633人、感染者数は8万2933人、回復者数は7万8209人。

 地域別の死者数は、欧州が16万4137人(感染184万8598人)、米国・カナダが9万2386人(感染150万4523人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が2万5690人(感染45万4107人)、アジアが1万1696人(感染33万6428人)、中東が7983人(感染26万2778人)、アフリカが2601人(感染7万6941人)、オセアニアが126人(感染8363人)となっている。

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