点を結ぶ
過去から所々につけてきた点。
運命の人と出会うことで、それが線になって続いていくのだと思っていた。
この人と出会うために生きてきて、これからの人生が続いていく。そんな風に思っていた。
運命の出会いは人とも限らなくて、出来事だったり、物や場所だったり、出会えたことで時間が色づきだして、点でしかなかった過去が線で結ばれ、意味を宿す。
写真と出会ってとことんやると決めてから、点が線になってきて、傷のようにつけてきた点も、ここに繋がっていたのだと、傍に置いておけるようになったと思う。
たくさんの出来事と、人と、切っ掛けを最終的に自分で結びつけて線にしていく。どの点を選び取ってこれからへ繋げていってもいい。
「話しを聴いて、輪郭をなぞってもらって、浮き立つ自分がある」と言った素敵な人と、お話しして残った余韻をここに。
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