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不可能を可能にするアグリハック

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「そんなの無理に決まっている」からこそ挑戦する価値がある

2013年に私の経営していた農業生産法人が水害のため大きな被害を受けました。2010年に起業し、3年連続の増収増益を周囲から期待されていましたが、現場から株主までもが「今年は仕方がないよね」という空気でした。

しかし私は周囲に向けてこんな言葉を口にしました。

 「農業は天候に左右されるというけれど、どんなビジネスだって景気の影響を受けながら進捗している。農業だけリスクに対策もしないで甘えていいわけがない。今年も来年もずっと増収増益以外に考えない」

日本をとりまく農業という環境は世界から見るとぬるま湯です。農業大国と呼ばれるような国は大きな投資をして、適正なリターンを得ていますし、取水が簡単ではないイスラエル、日照条件が悪いオランダだって先進的な取り組みをしてリスクを可能な限り取り除いているのです。

だから、ほとんどの日本人にとってこの言葉は「不可能」どころか、ただの「妄言」と思えたはずですが、この言葉に奮い立った社員がいました。 のちにアグリハックを受け継いで現在、代表取締役社長を務める女性です。

「増収増益」といっても、売上げや生産量で追いつくことは不可能です。しかし、私は生産性であれば追いつくことができるのではないかと考えたのです。 

日本の生産性は農業先進国に比べて9分の1という低い水準にありましたが、私はこの数字を聞いて「農業というけれど業になっていない。日本は2周ほど周回遅れだ。」となげいたものです。

このなげきに対して、周囲の反応は「資本力の違い」「土地広さの違い」 「機械化の度合いの違い」などを挙げましたが、私は「資本力が違うといっても、農業先進国の投資にせよ土地にしても日本の何倍もあるわけではないのです。

国策として補助金の在り方に違いなどありますが、それよりも日本は農業先進国の何倍もムダなことをしているのではないか?」 と考えました。

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