明日の私へ#6

今日はギリギリのスレスレに起きて、重い体を起こして予定を開始しました。溜まっていたものを処理して、投げられたものも処理して、確認止まりのものも思考してうまくいかなかったものもありますが、数は減らしました。もしかしたら、また増えるのでしょうが、もうどうしようもありません。終わりは無いのです。でも、本当は終わらせたいです。終わらせて、何もかもを楽しめたら、なんて楽なんでしょうか。そんな日々を、私はついこの間まで生きていた気がするのですが。

……いえ、楽しかったかどうかは、あまり記憶がありません。ずっと耳を塞ぎ続けて、猛烈に辛かったこと、それから逃げるために無理矢理楽しいものを観ては一人で小声で笑っていたことは憶えています。

空気は冷え、空は白灰色に覆われて、見慣れた空はありませんでした。

明日のことは、どうでもいいです。今の私は、忘却してしまいたい気持ちしかありません。最悪、何もせずに戻ってきてしまえばいいとさえ考えています。ただし、必要なものだけ連れて帰ってくること。そう、また帰ってこなければならないのです。帰ってきて、一人っきりで、ただ毎日に追われて往くのです。虚しいことだと思うようになりました。明日のあなたも、きっと同じことを思うでしょう。そして、これからずっと毎日ずっと、思い続けていかなければならないのです。

P.S.
昨日の私へ。疲れました。

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