かもめ通りの映画店/棚卸し編10:「幸せなひとりぼっち」

今回の映画：「幸せなひとりぼっち(2015)」

※現在サイトがクローズしてしまったのでURLあったのですが削除しました～またどこかで記事書くと思いますのでそのときに載せます！

日本では、ご近所さん付き合い、というものが消滅しつつあると思いますが、皆さま方いかがお考えでしょうか？
わかりますよ、危ないですもんね。自分が男性だったらまだいいですよ、でももし引っ越してきたんで、ってあいさつにいったところに住んでいたのが独身男性で、けっこうヤバいやつだったとして、えらい事件に巻き込まれたり…なーんて可能性もあるわけです。そりゃこわいのでちょっとずつやらなくなっていくわけです。特に都心部は。地方にいけばふつーにまだあります。名古屋だってありましたからね。まぁ田舎っちゃ田舎に住んでいましたが。でもママ曰くファミリーで一軒家に越してきて、となりの一軒家のファミリーにご挨拶するのはちょっとしたマナー？のようなものなんだと思います、たぶん。

さて、 #幸せなひとりぼっち 、とってもすきです。時間が合わなくて1回しか劇場では観れませんでしたが、できればあと1回は観に行きたかった。
昨日投稿した「キッチン・ストーリー」もそうでしたが、本作も主人公はおっちゃんです。しかも頑固じじいときた。ほんとどーしようもないのですが、放っておかずに粘る隣人が現れちゃったんですね。そこから始まるちいさなご近所さん付き合い。

ひとり暮らし、というものを始めてみて気がつきましたが、やっぱりご近所に2-3人は知人がいるといいのかもしれません。
というのも自らのピンチ時に助けが求められることはもちろん、すぐ会えて誘える距離感が気楽で便利な気がするからです。持ちつ持たれつなので、相手がつらいときは助けてあげるのも当然ですが、誰も自分のことを知らない街に住んでいるよりかなんだか安心感が湧きませんか…？
ちょうど今住んでいる街に地元の子が就職で住むことになったので、面倒だけれど買い物に行かないといけないときなどに声をかけてみて一緒にいけそうだったらスーパーに買い物にでかけるなどしています笑

本作は最終的にああいった終わりですが、個人的にはあの場面で終わらなくてよかったと思います。あれで終わっていたら悲しいままで終わっていたと思うので…なーんだ、と思わせておいてのアレもええええ！！となりましたが(だからこそのあのセリフか～～！という…)、いやはや、いい映画です。
これからの季節によいのではないでしょうか。

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