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命を粗末にする奴は許さない!殺人鬼が命の尊さを説く驚愕のどんでん返し映画『SAW』

みなさん、こんにちは!ちょっとだけ久しぶりかもしれませんが、今日も元気に私が個人的に観て欲しい映画を紹介しちゃいます!

みなさんは、自分の命を大切にしていますか?ストレス社会と言われるいまの時代、ネガティブな話がニュースで流れることもしばしば。生きづらい世の中とも言われていますが、ほとんどの人は一生懸命働いたり趣味を謳歌したりしているでしょう。しかし一部の人々は麻薬中毒になってしまったり放火を繰り返したりと自分の命を粗末にするような行いをしてしまっています。

この作品では、そんな「命を粗末にする」人々が痛い目に合う映画シリーズとなっています。なかなかの残酷描写が多いことから日本では年齢制限がかけられています。筆者もあまりの痛々しい描写に何度目を瞑ってしまったことか・・・・。

しかし、本作の見所はその痛々しさだけでなく、視聴者を騙すストーリー展開にあります!『SAW』シリーズは現在8作制作されているのですが、毎回視聴者が驚くような驚愕のラストで締めくくられています。

特に一作目は序盤から張り巡らされた数多の伏線を少しずつ回収していき、テンポの良い展開に程よく視聴できる作品です。今回は筆者も一番好きな一作目を紹介して生きます。

あらすじ

外科医のゴードンとパパラッチのアダムは、目が覚めると古びたバスルームに足を繋がれて閉じ込めらていました。足をつなぐ鎖は手で外すのは不可能、そして部屋の中央には拳銃自殺をしたと思われる男の死体が。2人のポケットにはそれぞれカセットテープが。そのテープには犯人と思われる男の指示が録音されていました。

アダムのテープには「このまま死ぬか逃げるか」という内容。ゴードンのテープには「アダムを殺さないと妻と子が死ぬ」という内容でした。テープの内容に秘められたヒントをもとに二つのノコギリを発見します。のこぎりでは鎖を切断することはできません。このノコギリは、足を切断するために用意されたものでした。

ゴードンは、この状況を作り上げたのは「ジグソウ」と呼ばれる人物だと気づきます。命を軽んじる者を強制的にゲームに参加させ、失敗した者に待つのは死という常軌を逸した行動を繰り返す人物。ゴードンは過去にジグソウだと思われ容疑を書けられたことがありました。

一方その頃、警察は次々とジグソウの仕掛けたゲームにより凄惨な死を迎えた人の死体を発見していきます。ジグソウの逮捕に執念を燃やすタップ刑事はゴードンがジグソウであると疑い続けていました。

タップ刑事は真のジグソウを見つけることができるのか。そしてアダムとゴードンは脱出できるのか。2人とも脱出するためには、本当に足を切断するしか方法はないのか。最後には驚愕のラストが待ち構えています。

ジグソウのルール

シリーズを通しての主人公と言えるのが猟奇殺人鬼ジグソウ。不気味な人形がビデオ越しに喋り出すシーンは怖すぎます。そんなジグソウは命を粗末に扱う者だけをゲームに誘います。

薬物中毒に陥った女性は自身の命を粗末にしていることからジグソウのターゲットにされてしまい、放火魔の男は他人の命を粗末にしていることからターゲットにされてしまいます。前者の女性は顎に逆さとらばさみの仕組みを持つ機械を繋げられ、後者の男性は身体中に油をまかれ蝋燭が置かれた部屋に監禁されます。

様々な趣向でゲームをさせるジグソウ。彼のゲームに勝利すれば生き延びることができますが、勝利するためには精神的にも肉体的にも痛みを伴います。過激なゲームをすることで参加者は命の尊さを知ることができるとジグソウは考えているのです。

また、ジグソウは毎度ゲームの様子を間近で鑑賞しています。アダムとゴードンの様子も、鏡の裏に隠されたビデオカメラで撮影されていました。

散りばめられた伏線、複雑な時系列

先ほども説明しましたが、本作は序盤から至る所に伏線やヒントが散りばめられています。ジグソウは一体誰なのか、本当の脱出方法はなんなのか、どうしてアダムとゴードンが選ばれ同じゲームに参加させられているのか。全ての謎が少しずつ解き明かされていきます。何回も回想シーンが入るためちょっと時系列が複雑で困惑してしまうかもしれません。

しかし、何度も言いますが最後は本当に驚愕のラストです。どんでん返し映画の紹介に必ずと言っていいほど名前が挙がる映画です。グロテスクなシーンに耐性のない方はあまりオススメできませんが、この一作目は後の続編に比べるとかなりマシな方なのでぜひ観て欲しいと思います。上映時間も全て90分前後なので観やすいと思います。

どんでん返しを味わいたい方、グロテスクなシーンが観たい方などにオススメの映画です!

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