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ハッピーハロウィン!!運命のいたずらが幸せをよぶ??

今日はハロウィン!!🎃

ハッピーハロウィン!ってことでパンプキンパイを焼いてみました。

ハロウィンといえばTrick or Treat これにはいたずらという意味もありますね


運命のいたずらから新しい未来を手に入れた女性たちの映画を紹介しましょう。


「花嫁はどこへ?」(2024年、インド)



Story

映画の舞台は、2001年のとあるインドの村。結婚式を終えたプールとディーパクのカップルは夫のディーパクの家族の村に帰るために列車に乗り込みました。
その日はインドの大安吉日のため、列車にはすでにカップルが二組のっていました。

それぞれの家族は花嫁からの持参金がいくらだったか自慢を始めます。
花嫁たちは同じ婚礼衣装をきて顔にはすっぽりベールをかぶっていました。

長い列車の旅の間にふとしたことから花嫁の座る位置がかわってしまい、目的地の駅に着いてあわてたディーパクは違う花嫁に声をかけて列車を降りてしまいます。

そして家族の元に帰ってベールをとって花嫁の顔を見て、初めて花嫁が異なることに気づくのでした🥺


その頃プールはいくつか先の駅でブラディーブという男に声をかけられ列車を降りますが、夫とはぐれたことを知り途方にくれます。

ブラディーブは自分の花嫁が消えたと警察に届けますが、この男の前妻は焼死をしていてあやしい男です。

ディーパクが間違って連れ帰った花嫁はとりあえずディーパクの家に泊まることになりますが、彼女が告げた自分の名前も夫の名前も自分の実家の場所も偽りでした。
彼女はこっそりでかけたり携帯で誰かに連絡したり郵便で何かを送ったり謎の行動が続きます。

プールの方は夫に頼り切りだったので、夫の名前も夫の家のある村の名前もわかりません。
駅のトイレで一夜を明かしたプールは、駅構内で暮らすストリートチルドレンや乗客のためにチャイや軽食を売る屋台の女性マンジュと知り合います。
マンジュは夫や息子と別れ自分で稼いで一人暮らしをする自立した女性でした。
プールは彼女の屋台を手伝って初めて給料をもらいます。

自分の意見をはっきり主張するディーパクの家の謎の女性も、因習に囚われない自由さと聡明さでディーパク家の女性たちに影響をおよぼします。

夫が探しに来てくれることを待っているプールに対して、どうやら夫の元には帰りたくないディーパク家の謎の女性。
思いもかけない花嫁の取り違いで違う世界に入り込んでしまった二人の女性は自分の力で人生を切り開いていこうとするのですが・・・」




小さいときから家事を仕込まれ、将来の夫やその家族に従うよう育てられ、結婚相手も家同士で決められてしまうインドの女性。
人前で夫の名前を口にすることもできません。

でも女性にもやりたい仕事・夢があり生き方は一つではないはず。

この映画のプロデューサーでもあるキラン・ラオ監督は語ります。

「私が注力したのは、多様な女性像と彼女たちの経験を描くことでした。2人の花嫁だけでなく、マンジュ、ディーパクの母、義姉、祖母など、本作に登場する女性たちは皆多様で、正しいあり方は一つではないという考えを表現しています。
マンジュが言うように、『ちゃんとした女性』という概念は、まさに『フロード(詐欺)』であり、女性を従わせるための手口なのです。
私たちは、女性が野心的であろうとなかろうと、自分の人生をどう生きたいかを選択する自由を持つことが大切だというメッセージを伝えたかったのです。」



ちょっとした運命のいたずらが新しい未来を切り開いてくれるなんてロマンチックですね。✨🌙




参考文献 
公式映画パンフレット



執筆者、ゆこりん

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