選挙結果振り返り(2024 12.8投票)
昨日の選挙は、めぼしい点が本格的に見つかりません。
たまには、こういう週が有ってもイイでしょ。
と、まとめている私がテンション低めなのだから有権者も同様だったのでしょうか、投票率がめっちゃ低い選挙が有ります。
私はまとめてるだけなので他人事ですが、有権者にとっては自分事のハズなのですがねぇ・・・
選挙が有って、候補が複数出て、少なくともひとりはマトモな候補がいるってコトの有難み、大事にした方がイイですよ。
こんな、地獄のような選挙が来て後悔してからでは、手遅れなので・・・
◎北海道・苫小牧市長選挙
前の市長が出張先で倒れて以来の体調不良で辞職したコトに伴う選挙で、元市議と元市職員の一騎打ちで次の座を争い、元市議が初当選を果たしました。
勝った元市議は自公+新党大地の推薦を受け、更に倒れた前職から後継指名を受けているとなれば盤石の体勢を築いており、その候補に対し立憲社民の推薦で約4千票差まで迫った元市職員は大健闘と言えるのではないでしょうか。
それはやはり、体調不良で辞めざるを得なかった前職に同情する部分も有れど、これまで5期18年も市長を務めて多選による閉鎖的な市政に対しての批判が対立候補の票として表れたのだと思います。 新市長、最初の仕事は前職の「色」を消すコトから始まるのではないでしょうか。
◎京都府・宇治市長選挙
2期目を目指す現職に団体役員の60代男性と元会社員の40代男性、2人の新人が挑む選挙は、現職が2選を果たしました。
現職は自公に立憲&国民民主が推薦を出す「与野党相乗り」候補。 対する新人は共産推薦候補と独立系候補となれば結果は見えていました。
それはそうとして問題が2つあり、ひとつは票数。 当選した現職が約3万票、独立系候補が約4千票に対し共産推薦候補が約8千票と、最下位の独立系候補とそんなに差がないというコト。 補選(後述)と連動した選挙運動をして5ケタにも乗らないというのはマズいのではないかと。
そしてもうひとつが、投票率が「29.73%」と3割を切ったコト。 結果がある程度見えていた選挙ではありますが、コレは低すぎでしょ・・・
◎京都府・宇治市議会議員補欠選挙(定数1/2人)
議員が亡くなられたコトに伴う選挙で、元市議で元府議の人と共産公認の人による一騎打ちは、元市議が初凸銭を果たしました。
亡くなられた議員は維新公認の方でしてが、その補選に維新は候補を出さないという。 党勢が落ちたせいだとも言えますし、吉村新代表が「全国政党化」を諦めた影響なのかもしれません。
維新が動かないというコトで出てきた自民系の元市議は2019年に府議に当選するも、昨年の府議選で維新新人に弾き出されて落選し今回市議の方へ返り咲きです。 “格落ち感” は有るかもしれませんが、議員として現場で働くのが第一ですからね。
一方の元府議は共産公認候補。 当選は端から厳しかったのでしょうが同党が強い地盤を持つ京都なら倍は話されないだろうと思っていたのですが、結果はダブルスコア以上離されてしまいました。 これが共産の現状、というコトなのでしょう。 立候補してくれて無投票にしなかったコトについては感謝なのですが・・・
それにしても、投票率が3割切るって・・・
以上です
当選された皆様の御活躍をお祈り申し上げます
「選挙結果振り返り」テーマ曲
ギターパンダ / 選挙に行ったけど
◎