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なぜ演劇をやるのか論。

深夜の自分語りです。
あ、ちなみにこの写真は素敵な女優さんでもある、のあのえるさんという方が撮ってくれました。

なぜ演劇をやるの?と人に質問されると、ずっと
「舞台が、人に1番喜んでもらえるものだから」
みたいな答えをしていました。

私にはこれといった特技がなく、
手品も宴会芸も歌もダンスもできないし
リーダーシップの発揮や論理的プレゼンテーションも多分できない。

とびきり可愛いわけでも、ぼんきゅっぼんなわけでもなく
人を楽しませる会話術を身につけてるわけでもない。
その場にいるだけで場を和ませる癒し系でも、小悪魔でも天使でもない。

でも、友達やお知り合いが舞台に来てくれると
泣いたり、笑ったり、長文の感想をくれて、
何らかの形で楽しんでくれて

自分でも、周りにいる誰かにちょっとでも楽しい時間を提供できるんだな
と思えたことが初めての体験だったので、
舞台に出続けたいと思った。

そして、大学時代は、頭がいいとか話が上手とか、就活でバンバン内定が決まる人とか
すごいなーって人がたくさんいる中で
自分はとくに人から「すごい」と思われることはなかったのです。
謙遜ではなく、事実ですね。

唯一、人から褒められることといえば、驚くべきことに役者としての自分でした。
普段、積極的に褒められることなんてないから、じゃあきっと自分は役者をやればいいんだと思ったのです。

こう書くと、かなり消極的な理由な感じですが
前提として演劇は好きで、

大学時代、勇気をふりしぼって参加したミュージカルのワークショップで演技をしたとき
よくわからないけど楽しすぎて

手帳に「一生つづけたいと思うことに出会ってしまった」
と、あついメモを残しておりました。

ときは流れ、私はいま会社員をしながら趣味で演劇をしてるのですが

ここ何年かブログを書いていたら、今度は
人から文章を褒められるようになり

あれ、演劇が唯一人からも評価されること
って認識がくずれてきたのです。

そんな今、じゃあなんで演劇をやるのか、論。

正解のない答えを日々さがしながら
つけられた演出と自分の感情をつなげ、
もっとこうできるんじゃないか
今のは違うんじゃないか
と探っていく稽古は、楽しい!というより
つらいときも多く。

でも、そのつらいが楽しいや面白いでもあるので
やっぱり演劇好きなんでしょうけど。

それでもやはり、時間と自分との闘いから
逃げたくなることもあり

じゃあなんで、舞台をやるの?

と問いかけると、正直もうわからない段階にきている気がします。

人から評価される唯一のものだから、
という理由はすでにどうでもよくなっていて

劇場が、舞台が、舞台にのってる役者が好きだし

怖さと緊張ともうやめてくれという心理状況をのりこえて、舞台にぽーんと足を踏み入れたときの一瞬や

何がおきたか覚えてない、周りが真っ白になるぐらいの集中タイムが

たまらなく好きだし

一緒に舞台をつくってくれる
脚本家、演出家、共演者、音響や照明のスタッフさんが好きだし。

おい演劇界の常識おかしいだろ!って
思うこともありますが
理由はなく、好き

なもの、演劇。

ところで

3/3 20時 早稲田大学どらま館
トレモロ
別役実

「もうひとりの飼主」
お待ちしてます
(これが言いたかった)
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=71917


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とても嬉しいです!!頑張って書きます。
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ホテルのマーケティングを中心に、個人でお仕事をしています。うつ病やストレスが原因の体調不良の経験から、休み方が分からない方へお休みの方法をご紹介するメディア「休もう。」を運営しています。https://yasumou.com/ その他:30歳からチェロを弾いています。