舞台と役者のあれこれ

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ノート

会社で「役者やってます」公表はアリ・ナシどっち?

「舞台と役者のあれこれマガジン」https://note.mu/mousoutrip/m/m502772eea6b6

4月で新社会人になった演劇仲間も多いので、
「趣味で役者やってまーす☆」と
会社で公表することへの反響について、おしらせしたいと思います。

よくあるのは、

「舞台に立つのと一緒だから、プレゼンお願いね!」
「役者の人って元気そうだから営業とかできそうだよね!」
「人前で話すの

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積極的にAでもBでもないけれど、どちらかというとA

会社の同僚に、今度出演する劇団のチラシを渡したところ、
「私、はっきり言っちゃいますけど、左翼なんです!!」
と、いきなり大声で叫ばれた。

いきなりなんで政治の話になるんだろうと思ったら、
チラシに書いてある「天皇制」という3文字が
彼女の心に火をつけたようでした。

今回の「透明人間の蒸気」は
確かに天皇の話も出てくるし、
天皇賛成・反対のどちらかで言えば賛成のセリフも多いけれど
私個人として

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自分を納得させることが、いちばん難しい

演出家に「いいんじゃない?」と言われると、不安になる。

演劇をはじめたばっかりの頃は、演出家には「違うなあ」「できてないなあ」ばっかり言われていて、「いいね!」と言われることがめずらしかったから、褒められたら最後、私はもうその演技をマスターしたんだと思い込んで安心していた。

でも、演劇を10年近く続けてきて、できることが増えて、ちょっとは器用になった今。
「いいんじゃない?」と言われること

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演劇を続けることは、考えつづけること

日本にも、海外にも、考えなくてはいけない問題はたくさんあります。
自分の力ではどうこうできないような大きな問題でも、自分はどう思うんだろう、どうなったらより良い世界になるんだろう、と考えることは人間が生きて行く上でとても大切なことだと思います。

でも、現代に生きる私たちは忙しすぎて、1ヶ月前に起こった凄惨な事件さえ簡単に忘れてしまえます。起きた当時はニュースを見て怖いね、と言い合っていた内容も、

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私の好きな俳優さんについて

尊敬する俳優さんは?と聞かれたら、小劇場で活躍されているとある俳優さんをあげる。

演劇をはじめた時から、ずっとその人を尊敬しているし、その人の演技が大好き。

すごく面白くて滑稽なのに、芯から伝わってくる切なさ。

おじいちゃんからお父さん、若者から老婆まで。老若男女を演じ分け、一人芝居やモノマネも得意。演劇祭の賞も受賞している。

私とその人との出会いは、演劇を一番最初に始めた劇団の先輩に、「

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演劇って(笑)の世界かもしれない

(笑)と書いて、かっこわらと読む。

先日小劇場を観に行って、日常じゃありえない格好とメイクをした人たちが突然現れて、普通じゃない大声でしゃべり始めて、ああ演劇って「かっこわら」の世界かもしれないと思った。

だって舞台とはいえ、私たちは日常に生きてるわけで、舞台上だってその延長のような気持ちで客席に座ってるのに。役者だって、普段は普通の人なのに。演劇という枠の中では、舞台上で大声で喋ったり、踊っ

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観劇をする側になって考える、演劇を体験するということ

今日は、久しぶりに観劇day。+1(たすいち)「魔族会議」を観てきました。
※写真は妙にカップル写真のようになってしまいましたが、演出&脚本家の目崎剛くんと。

以前、こんなnoteを書きました。

▶︎「舞台と生活の共存は想像以上に難しかった」https://note.mu/mousoutrip/n/n4fb7be6c565d

社会人ってアフター6は飲み会か合コン、たまに趣味に行くもので、時間

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舞台と生活の共存は想像以上に難しかった

役者をやるのが難しいのではなく、観客として観に行く舞台のはなし。小劇場から大舞台、コントにダンスにミュージカル、オールジャンル興味あり、観たいものはたくさんあるのですが。働きながら舞台を観ることは、学生のとき想像していた何倍も難しかった。

そもそも、19時開演とか間に合わない。土日マチネ(昼公演)から売れていくから、自分の仕事スケジュールが確定したときにはチケットがなかったり。もしくは、仕事と用

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演劇をやってよかったことの1つは、何にもできないことを知れたこと

大学2年生で役者として演劇を始める前、私は自分は何でもできると思っていました。

今から思えばたいそうな勘違いですが、何でもできるというのはすなわち、何にもやっていなかったんじゃないかと思います。

しかし、演劇を始めた時、私は自分がいかに何にもできないかということを毎日毎日思い知らされました。それも、空を飛ぶとかピルエット(バレエの用語で、片足でくるくる周ること)を100回しろとか超人じみたレベ

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「思い出のマーニー」でいう、内側と外側の外側にいた人たちに観てほしい。

絶賛、演劇の稽古中です。

本番前のブログには何が起こるかというと・・?

そうです、私の写真が増えます。

今回出演する演劇は、高校時代を振り返る28歳の視点で展開される。

私は高校2留してほぼ不登校で、中退しているから正直、高校生活でいい思い出なんてない。

入学する前は、文化祭も体育祭も山登り合宿も楽しみだったし
体育祭の実行委員だったけど
行きたくないと思った学校でのイベントごとは苦行で

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