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ナイトインザウッズ 感想 ネタバレあり

 こんにちは。りょうです。

 ナイトインザウッズというゲームの感想について書きます。僕にとってこれは、名作でもなければ傑作でもない、でもなぜか脳裏にこびりつくゲームです。このゲームに出てくるキャラクターはみんな魅力的ですけど、特に気に入ったキャラが二人います。なのでその二人について書きます。ネタバレ込みでいくので、まだこのゲームをプレイしている最中の人、内容を見たくない人はブラウザバックをお願いします。









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(↑いいスクショがなくて顔がよく見えない画像でごめんなさい。。。でもこの記事見てる人はたぶんやったことあるだろうし、ここは大事なシーンだと思うので。)

 
 まずはビーです。一応おさらいしておくと、ビーはもともと学力的に優秀で大学にいくつもりでいたものの、家庭的な事情により大学にいけず働かざるを得なくなった人(ワニ?)です。そんな大学に対してコンプレックスを持っているビーにとって、大学にせっかく行ったのにのこのこ中退してきたメイは目の上のたん瘤的な存在でしたね。またビーの家庭は母親の病死、それによる父親のノイローゼにより崩壊しかけています。そのためもう破壊寸前の家庭を守るために(本人曰く)くそしょーもない街でくそしょーもない仕事を続けなければならない状況となっています。表面的には大人らしく仲良くメイと接するものの、時々やり場のない怒りをメイにぶつけるシーンがあって心にきました。

 特に脳裏に焼き付くシーンは、上の画像のシーンです。ビーがメイに一番の怒りをぶちまけるシーンですが、ここでメイが謝るところは謝りつつ、大事な友達として対等に接しようとしてたのがなんか印象的でした。この街で偶然友達になれた者同士、「一緒に」縛られようと。これはこれでビーの怒りに対する一つの回答なのかなと思いました。



画像2

 もう一人が、メイのお母さんです。メイのお母さんは一人娘のメイのことを愛しており、働いて貯めたお金で家系として初めて大学へ行かせることができました。にもかかわらずメイは突然退学を決断しましたね。そんなメイに対し母親としてどう声をかければいいのかわからず探り探りになっている感じが、妙に記憶に残りました。特にあまりにメイが大学を辞めた理由と将来のことについて話そうとしないことに一回切れてしまったシーンが印象的です。そしてすぐ次の日にそのことについて謝り、「私たちとの会話が減ってしまうのが一番怖いから」と言って、今後も家族として少しずつ会話を増やしていこう、距離を縮めていこうという態度を見せていたのがリアルすぎて好きです。



 今回はこんな感じです。まだ1週目しかやってないので気が向いたら2週目もやっていこうと思います。読んでいただきありがとうございました。

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