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フィアレスな組織は、イノベーションをもたらす。#2 | イノベーションには心理的安全性が必須!

不安定性(volatility)、不確実性(uncertainty)、複雑さ(complexity)、曖昧さ(ambiguity)、すなわちVUCAに直面しているあらゆる企業にとって、心理的安全性は最終的な収益に直結している。なぜなら従業員の指摘、疑問、アイデア、懸念は、市場と組織で起きていることについて重要な情報をもたらすからである。これに、今日ではダイバーシティ(多様性)、インクルージョン(包摂)、ビロンギング〔自分らしさを発揮しながら組織に関われる心地良さが職場で重視されてきていることを加味すれば、心理的安全性の構築がリーダーのきわめて重要な責務であることは明らかだ。従業員が貢献、成長および学習、協力できるかどうかは、心理的安全性によって左右されるのである。

エイミー・C・エドモンドソン著【英治出版】
恐れのない組織ーー「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす
より一部抜粋

VUCA(※)の状況を乗り切るためには、企業のリーダーはメンバーの意見を真剣に聴かなければいけません。組織のためにさまざまなメンバーが声を上げることで、アイデアが誕生し、メンバー間の交流を通じて、新しい価値を生み出せるようになるでしょう。

※VUCAとは:
Volatility(不安定性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑さ)・Ambiguity(曖昧さ)の頭文字を取った造語で、社会やビジネスにとって、未来の予測が難しくなる状況のこと。

アニメーション制作会社のピクサーには、”ブレイントラスト”というミーティング手法があります。数名のメンバーが定期的に集まって、制作中の映画を評価します。その際にお世辞抜きで率直な意見を伝え、つまらないポイントを抽出し、作品を改善していきます。監督や経営陣がメンバーからの適切なフィードバックを受け入れるからこそ、映画が大ヒットしているのでしょう。

ピクサーのブレイントラストには、4つのルールがあります。

①全員が率直に意見を伝える。
②会議の場はみな平等であり、権限がなく、提案や助言に従う必要はない。
③批判されているのは、アイデアであって自分自身ではないと解釈する。
④意見が言いにくいと感じたら少人数でミニ・ブレイントラスト会議を開く。

ピクサーはメンバーが安心して提案や意見が言える環境が、組織の知見が急速に増えると考えています。学びや冒険には、失敗は必ずついてくるものだということを知っておく必要があります。イノベーションを起こすようにするためには、ざっくばらんに話せ、失敗を積極的に許容する環境をつくるようにしましょう。

◆心理的安全性を作るためにおすすめのプログラム: 『モウトレ』

モウトレは、心理的安全性の高い、イノベーションを生み出すプログラムです。

心理的安全性が守られている空間で、アイデア出しのトレーニングを受けていただきます。体験することにより、チーム内の心理的安全性を作り出す具体的な秘訣を知ることができます!

気になる方は、下記までお問い合わせしてください!

【問い合わせ先】
株式会社要 MouMa事業部
メールアドレス:mouma_support@kanamekey.com
または、公式twitter(@MouMa_official)までDMをお送り下さい。

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