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岩蔵温泉郷に残る一軒宿、奥ゆかしき旅館「儘多屋」

私たちのプロジェクトIwakura experienceを語る上で、儘多屋旅館は欠かせません。今回はその「儘多屋」についてご紹介をさせていただきたいと思います。

儘多屋

創業明治16年の「儘多屋」は、現在の若女将で6代目。岩蔵温泉で唯一、現在も営業しており、この地の歴史と伝統を脈々と受け継いでいる趣のある旅館です。都会の喧騒を離れて、ここでゆっくりとした時間の流れを感じるのは贅沢ですね。ひっそりとした佇まいが期待値を高めます。

では、旅館の中を見てみましょう。
この、緑に囲まれた玄関の先には癒しの空間が待っています。

玄関に入った瞬間に、木の優しい香りが。創業当時から使われている館内の木々からは、逞しさと温もりとが交錯し、非日常の世界を味わうことができます。奥に進むとロビーがありますが、そこにある椅子や机といった家具は地元の木工作家によるもの。また、何気なく置いてある小物や絵画がとても旅館の建物に馴染んでいるんです。

部屋から見える景色は、窓いっぱいの“自然”。でも、ここは東京なんです。時間を気にせず本を読んだり、床に横になって風の音を聞いたり。仕事や人間関係に疲れたら、ちょこっと休憩してみたり。

確かに、この岩蔵温泉周辺は観光地と呼べるものが何もありません。でも、“何もないこと”を感じるのも、すごく楽しいんじゃないのでしょうか。

温泉地のことを「湯場」と言いますが、それは湯が湧き出る場所ということ。頭の中の考えや胸の中の想いを、一度何もない真っ新な状態にして、そこから何か新しいインスピレーションが湧き上がる、岩蔵温泉がそんな場所になればよいのかなと思います。

お風呂に向かう途中、その脇に黒沢川が流れます。川のせせらぎに心が洗われます。

なめらかなアルカリ性の泉質は美肌効果があるとのこと。また、岩蔵温泉の歴史は古く、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が戦いの傷を癒した伝説が残るとか。

どうでしたか、岩蔵温泉が誇る「儘多屋」。
都心からわずか1時間半で、このような非日常を感じることができます。
そして、「Iwakura experience」では、この「儘多屋」を舞台に、ワークショップや宿泊のパッケージを提供していきます。ぜひ、一度足を運んでみてください。

最後に私から「儘多屋」をオススメする理由を挙げました。
これが岩蔵温泉を訪れるきっかけになってもらえばと思います。

1.都心から約1時間半で、こんな非日常が味わえる!
2.木の温もりと、なめらかな温泉に癒される!
3.“何もしない”楽しさに気づくことができる!
儘多屋(ままだや)
〒198-0003 東京都青梅市小曾木5-3140
tell:0428-74-4221
mail:info@mamadaya.com

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