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業績が悪い時こそ「価値観」を大事に!

【MOTONARI‘s note No.42】

どうも、MOTONARIです。

本日は、業績が悪くなったときこそ、「価値観」を大事にする。というスタンスのお話。

現在、コロナショックの影響で業績が悪くなっている企業は多いかと思います。僕も人材紹介という業界なので、もろにダメージを受けている実感があります。WEB面接の文化の浸透も徐々に進んではきている実感はありますが、まだまだ最終的な内定まで下せる企業は微増程度。

そうすると、求職者と企業とのご縁が生まれなくなってしまうので、もちろん人材紹介の収益も生まれません。会社内には、業績でモチベーションが上がる社員と求職者と企業への価値貢献数でモチベーションが上がる社員がいますが、どちらも生まれにくい状況なので、循環はもちろん悪くなります。

マイナスな状況な時は、もちろん社内の雰囲気が悪くなります。リモートしてても伝わってくるものなんで、会社出勤されている方はもっとかな、と感じます・・・。

業績が悪い時に、上司が部下に向かって、「なんで業績上がらないの?量が足りないんじゃない?」なんてアプローチをしている方がいるかもしれません。これは、恐らく一定のマインドを保っている人くらいにしか通用しないアプローチ。

部下が「どうせ頑張っても無理だし・・・。」というマインドで、「次は頑張ります。」と上司に答えてしまうような環境になってしまいがちなのが業績の悪いとき。煮え切らない感じでの「頑張ります」は持続力がとにかく悪い!

人間とは脆い生き物です。上手くいかなくなると、「他責」になってしまう人が出てきます。言葉というものは隠せますが、気持ちはどうしても表情や行動に出てしまうもの。そういったものが周りに伝線して、どんどん仮面上でのコミュニケーションが増えます。

「もっと頑張ります・・・。(本心:なんでこの人、指示ばっか出して自分がやろうとしないんだろう・・・。マネジメントが下手だから業績が上がらないんじゃん!)」

こんな感じで、どんどん本音が出にくい雰囲気になり、表面的なコミュニケーションが増えていく。コミュニケーション問題が表面化するのは、業績が悪くなってから、というのが定例なので、早期発見が難しいものです。

ここまでいくと、信頼関係が薄くなり、業績も悪くなり、チームの雰囲気が暗くなっちゃいます。みんな気持ちが似ていたりします。

「自分はこんなに頑張ってるのに!」

では、こういった負のスパイラルの中で何が大事になってくるのでしょうか?

僕の経験での話になってしまいますが、こういうときこそ「価値観」を大事にすることです。新規施策や目標設定の再考ももちろん大事な要素になってきますが、こういうときこそ、「内面にフォーカスすること」が大事です。

外界が大きな荒波でも、内面がブレなければ何とか耐え凌ぐことが出来ます。しかし、軸がブレブレ、価値観が明確に言語化できていない、という状況の方はこの経済状況は厳しいはずです。

20代後半に、人生で一番しんどく、一番楽しく、一番成長した社会人のキャリアがありますが、そのときは「チームの価値観」が支えでした。業績が上手く上がらないとき。メンバー同士が他責になり始めるとき。

そういうときに当初のリーダーは、「自分たちの価値観を大切にしよう。信念もってやりましょう。僕たちは間違っていない。」とメンバーを鼓舞してくれました。かなりの苦境でしたが、そこから奇跡の挽回劇が生まれて、全社No.1のチームになっちゃいました(笑)

このときでしょうか。僕が「心の強さ」が大事なんだな、と感じたのは。今のnoteのテーマはほとんどが「心の話」です。あのときの経験は間違いなく、今の価値観が生まれる原体験と化しているはずです。

業績が悪いと、ついつい短期的な成果を上げるための行動を考えがちですし、上層部からそういった指示が飛んでくることも多いかと思います。そういうときに、「テレアポ1日ミニマム100件!!!」などの指示を連発しすぎると逆効果になったりするものです。

そういうときは、遠回りかもしれませんが、「自分のビジョン・ミッションは何だろう?」と再考する時間を取ることです。その場では何も生まれません。1円にもなりやしません。でも、これが1か月、2か月、3か月と経過するにつれて価値が増してくるもの。

改めて、「自分が何者か。」「自分が人生で成し遂げたいことはなにか。」色々と再考してみることです。外も内もブレブレだと常に嵐の状態です。外部は変えられないけれど、内面から変わることはできます。

会社でチームマネジメント体制だとしたら、お互いの価値観を知ること。メンバーがなんでこの会社に入ってきて、今の仕事をなんで頑張っているのか。これからどうなっていきたいのか。をみんなで考える時間を取ること。

これこそが、一番の業績回復への近道なのかもしれません。数値化が極めて難しい領域なので、結果主義のチームは取り掛かりにくいかもしれません。「こんなことして意味あんの?テレアポしたほうがよくない?」なんて思考になるかもしれませんが、たとえ利益が0円でもやったほうがいいと思います。


色々と理想論をつらつらと書いてきましたが、ぶっちゃけ自分への自戒文章です!こういう局面だと他責になりますし、人のせいにしたくなります。心にも迷いが生じやすくなります。

だからこそ、まずは内面から強くなること。それならば、リモートの自宅でもできます。緊急事態宣言は解除になりましたが、第二波が来る可能性も十分にあるので、まだまだ自宅での内面強化の期間はとれる方も多いかと思います。こういう時期だからこそ、「まずは自分から!」という意識が大事ですね!

それでは、本日はこの辺で<(`^´)>

MOTONARI

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