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桜の女神 八王子市子安神社


昨年(2019年4月6日)撮影した八王子市明神町子安神社の桜の写真です。

桜の本数は少ないのですが拝殿、本殿の傍らに咲く枝垂れ桜とソメイヨシノが美しく、今回は神社と桜の様子を紹介したいと思います。

子安神社はJR八王子駅から徒歩5分、京王八王子駅から徒歩2分ほどの八王子中心街に鎮座し、街中にありながら緑多い静かな環境で、桜咲く頃は境内が一年で一番美しく彩られます。

まずは子安神社の由緒の一部を公式HPから引用させて頂きます。

子安神社は天平宝字三年(759年)に橘右京少輔という者が時の天皇のお后さまの安産祈願のために創建したと伝えられています。ご祭神は「木花開耶姫命」であり、神話において、自ら火を放った産屋で無事に出産した神様として知られています。
それ故、今日まで子安神社は安産の神社として崇敬を集めています。
 また古来より武将からの尊崇も篤く、源義家が奥州下降の際には戦勝を祈念して欅(けやき)を船形に植樹しており、今でも境内には多くの欅が生い茂っています。 船形に植樹した欅はやがて森となり、子安神社に隣接する船森公園や船森保育園等、現在に至るまで「船森」という名で地名として残っています。

 近世では徳川家光以降代々の将軍家から朱印を受けており、それ故、当社の御紋は徳川家の家紋である三つ葉葵です。
 明治五年に政府より村社という社格を与えられ、さらに昭和十八年には郷社に昇格しました。※現在はこの社格制度は廃止

1250年以上の長い歴史ある神社で、主祭神は木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)。相殿神は天照大御神、素戔嗚尊、奇稲田姫命、大山咋命。境内には他に摂社金刀比羅神社をはじめ厳島神社、稲荷神社、など多くの末社があります。

主祭神のコノハナサクヤヒメノミコトは桜の語源になったといわれ、とても美しい女神としても知られていますね。神様は目に見えませんがまさにこの季節は特別にそのお姿を見せてくれているように思えます。

以下に昨年撮影のものですが写真を載せていきます。


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右に枝垂れ桜、拝殿背後にはソメイヨシノが見えています。左の桜は種類が分かりませんがこの中では一番早く咲き、3月15日に参拝に行ったところ咲き始めていましたよ。


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拝殿屋根と枝垂れ桜


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少し遠目から眺める拝殿と桜。境内には砂利が敷き詰めれ、「シャリッシャリッ」と音が鳴り歩くのが心地いいです。


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拝殿後方の本殿とソメイヨシノ


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本殿とソメイヨシノ


写真は参拝を済ませたあと、早朝6:30頃に撮りました。

子安神社は朝6:00開門で、ご祈祷受付が始まる9:00までは人が少な目で静かに落ち着いて参拝出来ます。やはり神社の参拝は空気が澄んでいる早朝が気持ちいいですね。

お宮参りや七五三、合格祈願、初詣など生まれてから事あるごとにお世話になってきた神社ということもあり、今でも毎週1回は参拝に来る大好きな神社です。

桜は例年4月上旬が見頃ですが、今年は開花が早そうなので3月下旬に見頃を迎えるかもしれません。来週辺りからは参拝ペースが加速しそうですよ!


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