Motoki Kobayashi 小林基己/ Cinematographer

CM、MV、映画、ドラマの撮影監督。バーチャルプロダクションに造詣が深いVFXスーパー…

Motoki Kobayashi 小林基己/ Cinematographer

CM、MV、映画、ドラマの撮影監督。バーチャルプロダクションに造詣が深いVFXスーパーバイザー。映画「夜のピクニック」「パンドラの匣」など、ドラマ「素敵な選TAXI」など、2017NHK紅白オープニング映像。MVでは、スピッツ、ウルフルズ、椎名林檎、リップスライム、欅坂46など

マガジン

  • シネマトグラファー小林基己の「予定調和の足音」

    ムービーカメラマン小林基己が、映画やドラマを見て気づいた感想、また自作についてのライナーノート的なものを書き連ねていくマガジン。撮影技術に関しても公開していきます。不定期更新です。

  • About My Work

    自分の今まで関連した仕事関係の話題になります。

  • 50歳からの子育て

    自分が49歳の時に出来た男の子と一緒に成長していく父親の奮闘ぶりを綴っています。

最近の記事

  • 固定された記事

自分が撮影したMVの中から平成のプレイリストを選んでみた。

noteのお題で「平成をかざるプレイリスト」というのがあって、思い返してみたら、ちょうど自分がミュージック・ビデオの撮影を始めたのが昭和から平成への元号の変わり目でした。こんな機会なかなか無いので、平成のはじめから自作を追いつつ思い返してみようと思います。音楽的にも、撮影技術的にも平成という時代は変動の時代でしたね。ちょっとした自分史にもなってしまっていますが、付き合ってもらえると嬉しいです。 思い起こせば平成の始まりと一緒にミュージック・ビデオの撮影を仕事にするようになっ

    • バーチャルプロダクションとは?その4 PRN mag 15のVirtualProduction特集

      PRONEWSで昨年1年間かけて十数本に及ぶ記事を連載していたことは「その1」でも触れていますが、そのダイジェスト版のような小冊子が無料で配布されています。新しく冒頭文と用語集など書き加えていたこともあって、こちらの更新もだいぶ時間が空いてしまいました。 実際に手に取れるものになっているとは感動ものなのですが、まだ手元に無いというところが空しい。。。 System5とかには置いてあると思いますが、ダウンロードでも読めますので、以下のリンクから手に入れることが可能です。

      • Netflixアニメ「アーカイン」が物凄い!!映画「アキラ」の純粋進化系を見る思いだ。

        Netflixで予告編を見て気になっていた「アーカイン」を見た。しかし、予告編をの数倍上を行くドラマに圧倒された。 もし予告編を見て気になった人は、内容的にネタバレは含まないが見てから読んでもらっても良い。というか、その方が良いかも。 予告編よりも密度の濃いドラマなんて初めてかもしれない。 まず、最初に掴まれたのはもちろん映像である。3Dでありながら絵画を思わせる画像で、何よりも細かいカット割りにもかかわらず、全てのカットのレイアウトが完璧!それを絶妙なカメラワークで見せて

        • バーチャルプロダクションとは?その3 InterBEE2021に見たLED ICVFXの現状

          前回、殆どのVirtualProductionのシステムのプラットフォームはUnrealEngineが担っているという事を書きました。それで次回はLED ICVFXの要となるLEDディスプレイについて書きます。と、明言したのですが。。。しかし、InterBEE2021の初日に行って、バーチャルプロダクション関連で数社出展していたので、そこを今、旬なうちにレポートしておかないと!と思い、バーチャルプロダクションの側面から見たInterBEE2021という趣向にしたいと思います。

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        • シネマトグラファー小林基己の「予定調和の足音」
          30本
        • About My Work
          25本
        • 50歳からの子育て
          3本

        記事

          バーチャルプロダクションとは?その2全てはUnrealEngineに集約される。

          前回でLED ICVFXっていうものがどんなものか雰囲気だけでも掴んでもらえたかと思います。 このInCameraVFXという技術。このシステムの基盤となっているアプリケーションがEpicGamesのUnrealEngineなのです。聞いたことある人も多いかと思いますがUNTYと並ぶ2大ゲームエンジンで同社の「フォートナイト」はもちろんのこと、「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」「ストリートファイター」そして、なんと「電車でGO!!」みたいなものまで数限りない多く

          バーチャルプロダクションとは?その2全てはUnrealEngineに集約される。

          バーチャルプロダクションとは? 自分がLED ICVFXの撮影を通して実感した「映像の未来」

          最近、動画の世界で耳にするようになったバーチャルプロダクションという言葉。 自分もPronewsの「Virtual Production Field Guide」というシリーズの取材で2021年の初めから、様々なスタジオや撮影現場を取材させてもらって、ここ半年でシーズン4まで続き20本以上の記事を発表しています。 もともとは「シネマトグラファー小林基己の視点」第1弾として2020年10月にCanonのボリュメトリックスタジオを取材をして、第2弾をLEDを使ったInCamer

          バーチャルプロダクションとは? 自分がLED ICVFXの撮影を通して実感した「映像の未来」

          「マンダロリアン」 スターウォーズep4,5,6の正当な血を継ぐもの。Disney+

          マンダロリアンのシーズン2がスタートしました! 実はシーズン1の時に一度書きかけたのですが、思い入れが強すぎてまとまらず、見送っていたのです。 まず、「マンダロリアン 」とはなんぞや?というところから説明すると、言わずと知れたスターウォーズ・サーガの初の実写配信シリーズでディズニープラスチャンネルで2019年の11/12からシーズン1がスタートし、全8話配信されている。企画・脚本に「アイアンマン」のジョン・ファブロー、そして様々なジャンルから5人のSW愛溢れる監督が集められ

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          SONY α7S Ⅲ、ワンオペシネカメラという言葉の裏側。

          10/9に発売するSONYのα7S Ⅲというカメラに関する記事をPRONEWSという映像系Webメディアに書いた。使用期間として4日間借りている間にトレイラー風ショートムービーや友人のYouTube撮影など、いくつかの場面で登場してもらった。 **[OnGoing Re:View]Vol.105 解像度を捨てて「S」の称号を引き継いだ4Kシネカメラの完成形「α7S III」 - PRONEWS **https://www.pronews.jp/column/20201005

          SONY α7S Ⅲ、ワンオペシネカメラという言葉の裏側。

          タイムスリップ物のプロットを上手に韓国と北朝鮮の関係に落とし込んだ「愛の不時着」

          とうとう、観終わりました!「愛の不時着」 「とうとう」という言葉を使いたくなるほど長かった!何しろ22時間26分!!一話平均1時間24分(もちろんCM無し)が16話である。通常のドラマならシーズン3まで観終わってるボリュームです。 しかし、観てる最中は全く飽きさせないというのが凄い! 「匠の脚本とはこういうものか!」と唸らせられる展開。 実は俺、いわゆる韓流ドラマって、これが初めてなんです。。。 さて、ストーリーはというと、韓国の財閥令嬢で世界展開をするようなトップブランド

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          ZOOMでミラーレスの画で会話するという何気ない事が(Macに於いては)意外と厄介だった。

          実はこの記事を書いたのと、時を同じくしてFUJIFILMが「X/GFXシリーズ」をWebカメラとして活用できるソフトウエア「FUJIFILM X Webcam」を発表した!しかし、これもなんとWoindows PC専用。。。 Macには対応して無いのであった、グスン、、、 最近、2回にわたって小規模配信ライブのシステムについて書いて来ました。でも、個人で配信するという機会なんて殆ど無いので、どちらかというとZOOMで打ち合わせや飲み会などにこの機能を使いたい。 そして、自分

          ZOOMでミラーレスの画で会話するという何気ない事が(Macに於いては)意外と厄介だった。

          ミュージシャン達が立つ場所を無くしてはならない、という想い。

          前回、小規模ライブハウスのライブ配信の現状を「ライブ配信」は窮地に瀕したライブハウスの救世主なのだろうか?と言う記事に書いた。ライブ配信でアーティストとライブハウス双方が新型コロナ以前と同じような収益を得るには、まだまだ課題が残されているというような内容だ。 ライブ配信の場合、ミュージシャン自身がライブに対するスタンスをどうしたら良いのか?という事にみんな戸惑うらしい。実際、4/17に同行した高満洋子も観客のいないライブをどういうモチベーションで切り抜けたら良いのか考えあぐ

          ミュージシャン達が立つ場所を無くしてはならない、という想い。

          「ライブ配信」は窮地に瀕したライブハウスの救世主なのだろうか?

          ライブ、コンサートが中止を余儀無くされている昨今、ライブ配信という方法で表現の場を見つけ出そうとしているミュージシャンやライブハウスも多い。 一時期、都からの援助金がライブ配信などを行った場合は対象外となるという理不尽な条件が言われていたが、それも撤回されライブハウスは配信という事に活路を見出そうとしている。 ただ、今までアリーナクラス以上でやっていたミュージシャン達はDVD収録やCSやBSなどでのオンエアのフォーマットがそのまま使えるが、その方法だと撮影規模も大きいため、

          「ライブ配信」は窮地に瀕したライブハウスの救世主なのだろうか?

          Netflixドキュメンタリー「新型コロナウイルスをダイジェスト」に人類の愚かさと希望を見る

          Netflixから早くも新型コロナウイルスに関するドキュメンタリー映像が登場した。題して「新型コロナウイルスをダイジェスト」良質なドキュメンタリーを排出している「〜をダイジェスト」のシリーズだ。26分しかないので、ニュースの1コーナーを見る感覚で身構えることもない。 この記事の内容もネタバレも含んでいるので、出来れば観終わった後に読んでもらえる方が良い。 このCovid-19に至っては、各所でいろいろな情報が流れている。TVなどの報道からこういった個人ブログなどまで様々だ。

          Netflixドキュメンタリー「新型コロナウイルスをダイジェスト」に人類の愚かさと希望を見る

          今、持っている一眼レフの動画をWebカメラにできないものか? Mac編

          新型コロナウイルスで自宅自粛中の毎日、どうにもこうにも自宅からのリモート会議やリモート飲みとかになってしまう昨今。 カメラマンたるもの、Webの画面といえど一味違った画質で勝負したいと思ってしまう。(外にロケに行く事も出来ないし、被写体に来てもらう事も出来ないので、それくらいしか撮影的喜びを見出すことだ出来なくなっているのも事実)それに加えて、自分のMacbookProは2012Midとかなりお年を召していて、カメラの質が今時これは無いんじゃない?と思える程なのである。 そこ

          今、持っている一眼レフの動画をWebカメラにできないものか? Mac編

          FUJIFILM X-T4をいち早く使わせてもらった感想をかなり濃い記事にしました。

          まだ桜が咲き始めたころ、外出自粛があまり騒がれていなかった時期にX-T4の量産機のデモをお借りして記事を書かせてもらいました。 X-T3ユーザーである自分の熱い思いが溢れすぎて、約6,500字の記事に。 たぶん日本においてはレビュワーでもYouTuberでも、ここまでX-T4について詳しく書いた記事は無いと思います。(海外はかなりマニアックな画質検証とかしてる人もいるので、なかなか侮れない) 実はセンサーはX-T3と変っていなくて、手振れ補正やバッテリー、バリアングル液晶、

          FUJIFILM X-T4をいち早く使わせてもらった感想をかなり濃い記事にしました。

          新型コロナの今の状況を生き抜く秘訣は究極の嫁動画かも知れない! ショートホラー「Shadowed」

          新型コロナウイルスの影響で世界的に自宅自粛要請が出て#StayHomeという掛け声の下、多くの人達が自宅で過ごさなければいけない状況に世界中のクリエーター達はヤキモキしている事と思う。
そんな中、「シャザム!」「アナベル 死霊人形の誕生」の監督デヴィッド・F・サンドバーグが、自宅で制作したショートフィルム「Shadowed」を4/2にYouTubeで公開した。全編自宅内撮影、主演は奥さんであるロッタ・ロステン。もちろん、撮影も監督もデヴィッド・F・サンドバーグひとりだが、編集

          新型コロナの今の状況を生き抜く秘訣は究極の嫁動画かも知れない! ショートホラー「Shadowed」