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2022年11月の札幌なかまの杜クリニックでのフィールドワーク

北の大地を電車の車窓から眺めながら、今回の札幌なかまの杜クリニックでのフィールドワークを振り返っている。

例えば地方創生ということを考えたときに、既存の成功の変数に我々はどうギャップを埋めていくかを考えてしまう。インバウンドを増やすには?とか。
きっとそうでは無いのだろう。
そうではなくて、その地域にとって最もユニークなものは何かといえば、その地域の抱える苦労である。

これに、べてるの家は40年以上取り組んできたのだろう。だからこそ、極めてユニークな実践が生まれたし、僕もべてるがなかったら浦河を知ることもなかっただろう。
今回もいつものフィールドワーク先である札幌なかまの杜クリニックに行ってきた。向谷地生良さんともじっくりお話しできたし、ドクターともメンバーともスタッフともじっくり話すことができた。デイケアにも参加できた。それぞれの専門とするところはあるけれど、それの枠を超えて苦労はある。
医療福祉という枠を超えて、発見が待たれている苦労に出会うこと。そのことがソーシャルワークというものであり、また、それはビジネスと何ら変わらないのだと思うのだ。

日々僕が向き合う様々な企業の問題と奇妙なほどに相似形のテーマがそこにあり、しかし、異なる角度からそれを見ることができる。
僕にとってはこのフィールドワークを続けていくことこそ、自分が何をやっているのかを異なる角度から知るとてもありがたい時間になっている。
また来年も来ます。

みんなありがとう。


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