また四月がきたよ

2019.4.11.23:41

さて。

平成が終わることに対して、いい加減実感がわいてきた。

「令和」という新しい元号も発表された。

終わるよ、終わる。平成が終わる。

平成という30年はわたしの青春そのものだから、終わるということに正直びっくりする。自分の青春が「歴史」になるようで。

そして、もうひとつ。

恋人が約束をした「平成が終わる前にトーキョーに帰る」がじわりじわりと迫ってきているのだ。

果たして。

果たして。帰ってくるのだろうか?

恋人は、近距離にいたころから「有言実行」な人間であることは確かだけれど、いかんせん実行するまでに、本当に、非常に時間がかかる。

だから、まぁ事情は1つではないだろうけれど、時間がかかっているんだろうな、とも思う、というか、思いたい。

わたしは、待っている。そして、待っている限り、続いていく。

平成が終わる。

ほんの少し、こわい。

どうなるんだろうか。自分のことなのにねぇ。

でも、帰ってきてほしい。平成が終わる前に。

だけどきっともし、ほんの少し間に合わなかったとしても、わたしは許すだろうな。恋人には、わたし、甘いから。

逢えない時間は、愛を育てたりはしない。

だからやっぱり、近距離が一番。それは死ぬほど分かってる。

だからこそ、ね。期待もしちゃうよ、ね。しないようにしてるけど、ね。

桜がひらひらと散っていき

「また四月がきたよ 同じ日のことを 思い出して」

と、どうしても口ずさんでしまう今日この頃。

空は繋がっていると、涙を堪えながら、3年前に一緒に見た桜を思い出す。

そう、繋がっている。今日も。今も。

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