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「未来のスイッチを押す仕事」に注力するには

1月や2月、多くの方が、次年度の計画や企画業務、仕込みといった類の仕事で忙しくされているのではないでしょうか。自分も例に漏れず、関わっている案件全てにおいて、次年度の仕込みや、複数年を見据えた企画業務に魂を込めています。

最近の私の日常として、①企画構想を練って紙に落とす、②息子を風呂に入れる、③妻と一緒に食べる夕飯を作る、この3つしかしていないんじゃないかと思います。実際は多少違うとしても、そう思うくらいには企画業務に明け暮れている・・・。仕事タイムは、iPad Proのevernoteやメモアプリに下書きや構想を広げては、MacbookAirのkeynoteかpowerpointで畳む作業を繰り返しています。苦笑

逆に言うと、そう言い切れるほどには、将来構想を作る時間や新規提案のための時間、すなわち「未来のスイッチを押す仕事」に注力させてもらえていると言える。これは本当に有難いことで、うっかりしていると既存案件の舵きりや日常業務に追われて、未来のスイッチを押し切れないことが往々にしてある。(何を隠そう、独立したばかりの時の自分がそうだった。日々日々、目の前の仕事があることが嬉しくて、1-2月の時の未来の仕込みが中途半端になって、その年の中盤〜終盤で結構しんどい思いをした。沢山富士そばのお世話になったのも、今となっては人生のシワだなと思う。)

だいたい、未来に向けた仕込みと既存案件の回しで挟まれるのは個人事業主や起業家、事業責任者やリーダーあるあるかと思いますが、こうして未来のスイッチを押す仕事に相当程度集中をさせてもらっているのは、以下の3つのおかげだと思っています。

①「目的」でつながる、プロジェクトチームで働く
(今関わっているほとんどの案件が、社員&個人事業主混成チームという特殊な環境です。所属会社が違うことも往々にしてありつつも、それぞれが大事にしたいことや目的を共有しているからこそ、ストレスなく仕事が出来ています。)
②チームメンバーそれぞれの、全体性を大事にすること
(ティール組織でいう、全体性 Wholeness というやつかなと。昨年から、とある案件では、全体性の共有に特化した会議体を作っているのですが、これがすごくいいと感じています。)
③自分の役割は「未来のスイッチを押しにいくこと」だと自覚することと、「現在の車を走らせてくれている仲間がいること」に感謝を忘れないこと
(改めて、仕事ってチームワークだよな、という話です。)

特に最後の③については、対話を通した新規事業開発や将来構想、コラボレーション開発の領域で旗を立てた個人事業主なので、そのように自覚しやすいですが、改めて、人間誰しも「未来のスイッチを押す」瞬間があると思います。

自分で自分の未来のスイッチを押していいんだ、ということを自覚しておくことが出来れば、1人ひとり、それぞれのタイミングでチャンスが来た時に、スイッチを押すという選択肢を持てる。

その時は迷わず、周りに感謝をしながら、スイッチを押せばいい。
ただの精神論みたいになりましたが、自分が未来のスイッチを押すべきタイミングや状況に対して、ちゃんと嗅覚を持っておくこと。これが、当たり前のようだけど大切じゃないかなと思うのです。

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