これは、私がこれまで二十数年子育てをしてきた中で、一番大切にしたい思い・光景です。 息子が高校三年生の時。 部活の三送会の時の事。 三送会とは、「三年生を送る会」である。 例年通りであれば、子供たちは朝7時くらいに集合し、ただひたすら後輩達とゲームをし、その後に学校の広場で一緒にご飯を食べて、三年生一人一人から挨拶。記念品贈呈。写真撮影。 ただ、コロナ禍ということもあり、ご飯を食べる時間をなくした。 ひたすらゲームの時間。こういう時は監督は姿を見せない。自分がい
「もう少しで誕生日だね」 あぁきたか。 やってきてしまったか。 思い出させてくれちゃったか。 本人が忘れているというのに、子供たちはよくもまぁ覚えてくれているものだ。 そして思うことは、 「私この1年、何やったっけ?」 40代に突入した時、ここから毎年、一つでもいいから何かに挑戦してみようと決めた。やろうと思いつつも手を付けてこなかったこと、中途半端で終わってしまったこと、何でもいい。たとえそれがちょっと誤った選択だったとしても、結果が伴わなかったとしても、重い腰を上げ