もはや炎のオッサンアワーである
初めて買ったCDをきくのは僕の鉄板会話ネタの一つであるが、配信がここまで流行るとこれからは最初にリストに登録した曲はとかになるのだろうか・・・
そうそう、初めて買ったCDの話である。
Rusty Naliだ。
タイトル詐欺かと思った人はもう少し落ち着いて読んでほしい。
小学校5年だったか、あの当時小学校で音楽が流行った。確かHEYHEYHEY Music Campが放送されたかなんだったか。
とにかく僕らにとってダウンタウンというのは神ともいえる存在で、月曜日になるとごっつええ感じの話で盛り上がり、火曜日はHEYHEYHEYとジャンプのドラゴンボールで盛り上がった。
とにかく音楽だった。シングルCDは短冊と言われる8インチのもの。中古で500円。
確か完全にジャケ買いだったと思う。正直、X JAPANもよく知らなかったし、なぜ知らないのにこの尖ったジャケットを買ったのか。ジャケ買いにしても小学5年で買うにはちょっと考えてしまう。
しかし、音楽は滅茶苦茶格好良かった。
当たりだと思った。今にして思えばX JAPANをして当たりも何もそれこそ当たり前すぎておこがましいのだが、お子様だったから許して欲しい。
小学生なので正直歌詞はピンとこなかったがとにかく格好良かった。
かっこいい音楽聴く僕、かっけぇ。
気を良くした僕は、さらなる音楽を求めた。
今度は、中古のシングルでなくて、アルバムを買うぞ・・・!!
CDショップを見た僕はまさに電撃が走る。
THE GEISHA GIRLS SHOW 炎のおっさんアワーである。
詳細はwikipediaなのだがダウンタウンのデビューアルバムである。
CDだけ見たら、X JAPANからの企画者CDというえげつない振れ幅であるがそんなことは関係なかった。
1993年『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』のトークに坂本龍一が観覧客として来ていた事に対し、後日のトークで松本人志が「いっちょやな、世界の坂本に曲書いてもらって全米デビューするんですよ」と唐突に語り、ユニット名「GEISHA GIRLS」もその場のボケで急遽決まる。「世界の坂本がそんなオファー受けるはずがない」と思いつつスタッフが坂本に連絡すると、「ダウンタウンの二人がニューヨークまで来てくれるなら」との連絡が入り、1994年二人は渡米。着いたその日にそのままレコーディング、翌日ライブという強行スケジュールで全米デビューを果たした。この模様は1994年4月のガキの使いスペシャルで放送された。
後日その返礼として今度は坂本が来日し、「ダウンタウンと漫才がしたい」というかねてからの夢を叶えた。以後も坂本は『ダウンタウンのごっつええ感じ』などにもゲスト出演し、コントを演じている。
引用:wikipedia
当然、教授がどうとか知らなかったが、僕にとっての大正義ダウンタウンである。
迷わず購入した。
2000円だったか3000円だったか…小学生にとって大金であるが、音楽=カッコいいが僕を駆り立てた。
僕としてはかなりコミックソングよりを期待していたのだが、存外先鋭的なというか、いまいち理解が追い付かなかった。
歌詞はかなりふざけたものが多いのだが、サウンドが凄い。はっきり言うと期待したほどハマらなかった。
しかし、小学生から中学生となっていくにつれ、ゲイシャガールズの曲格好いいなと思い。聴くタイミングでもこうも印象が変わってくるのだなぁと思わせてくれたアルバムでもある。
聴くと当時を思い出させてくれたりする曲は勿論名曲だが、聴くたびに新たに発見させてくれる曲もまた名曲である。
アルバム未収録だがKick & Loudはとてもカッコいい。Beastie boysっぽい感じ。
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