2020年のコンビニボジョレーヌーボーを飲む。過去20年のコンビニボジョレーの価格推移
11月の第三木曜ということでね、ボジョレーヌーボー解禁日でございます。
その売り文句から色々と言われるボジョレーでございますが、何にせよ一年に一度こうやってワインをアピールできるというのは商品以上にも影響があることではないでしょうか。
※去年はキャッチコピーからどの年が一番の当たり年だったか考えた
そんなわけで、今年も飲みました。もう20年は飲んでますからね、いい加減僕もボジョレーのでぇベテランですよ。
ただね、全く値段を覚えてない。
こんなこと小遣い22,000円の身としてはもはや許されないのです。
ということで、2000年からのセブンイレブンのボージョレ・ヴィラージュ ヌーヴォーの価格を調べてみました。価格表記はわかる物には税別・税込み書いております。
2000年
不明
いきなり不明です。すみません。Google大先生をもってしてもわかりませんでした。期間指定とか頑張ってみたものの不明です。幸先悪し・・・
2001年
不明
またも不明。もうやめた方がよいのでしょうか。
2002年
2480円(税別)
調べたらなんてことはない、セブンイレブン共同開発が2002年からだったというだけでした。
2002年は「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」ということで昨年話題になったボジョレーをさらに上回る勢いでセブン&アイが目を付けたということでしょう。
思い返せばこの年、買ったような記憶もあります。オリジナルワープナーもってますもん。まさか第一弾とは。
2003年
2480円(税別)
この年もお値段変わらず。
2004年
不明
ここにきて不明。何故にこの年だけサイトが残ってないのか・・・2003年が100年に一度で、2004年はそうでも無かった記憶があります。その反動でしょうか。
2005年
2480円
2005年も2480円。このことから2004年もおそらく2480円だったのではないでしょうか。税込みか税抜きか記載はありませんが、2004年から総額表示となっているため、おそらく税込み価格でしょう。これは実質値下げと言えます。
2006年
2680円
と思いきやここにきて値上げです。税抜きなどの記載はありませんが、総額表示なので税込みでしょう。流石に実質値下げはまずかったのか、200円とは結構思いきりました。ただ、フランス製 おしゃれなペアワイングラス付きということでノベルティをつけて価格を上げたのでしょう。
2007年
2800円(税込)
また、さらに値上げ。税込とはいえ2800円は攻めてきました。レーズンチョコをプレゼントがあるとはいえ、ノベルティもないので前回よりもさらに値上りしたと言えましょう。ちなみにこの年からnanacoが登場します。
2008年
2800円
この年も2800円と以前強気の価格設定。nanacoで買うと200ポイントつくとはいえ、もはや王者の貫禄なのでしょうか。
2009年
2480円(税込)
ここにきて価格を2480円に戻してきました。流石に2800円はやりすぎたのでしょうか。ちなみに2009年は「50年に1度の出来栄え」。出来が良い年ほど安くなっている傾向があるかもしれません。
2010年
2480円(税込)
安心・安定の2480円です。この年からコンビニにペットボトルタイプやミニボトルタイプのボジョレーが出始めます。2009年にスーパーで安いペットボトルタイプが出た影響だと思われます。
2011年
2480円(税込)
変わらず2480円。この年はプレミアムタイプで5000円するボジョレーヌーヴォーが売られておりました。
2012年
2480円(税込)
セブン限定ボジョレーも発売から10年。変わらずの2480円。安定してますねー。この年は500mlボトルが販売されておりました。
2013年
2480円(税込)
価格は変わりませんが、お手軽さ重視でこの年からスクリューボトルとなっているようです。
2014年
2480円(税込)
価格は変わりませんが、最近よく見る250mlボトルが発売されました。
2015年
2480円(税込)
値段は相変わらずです。デュブッフ氏が考案した果実味が凝縮した果汁を多く使用する“クー・ド・プレス製法”を採用されました。
2016年
2480円(税込)
この年もクー・ド・プレス製法。そして何よりGACKTオリジナルポストカード(全3種)を1枚プレゼント!格付けチェックでGACKT無双してたら仕事につながりました。
2017年
2480円(税込)
思ったよりずっと2480円です。こちらも定着したのかクー・ド・プレス製法。
2018年
2480円(税込)
はい、2480円のクー・ド・プレス。ついに完全に「成った」といえましょうか。
2019年
2,526円(税込)
まさかの4年連続2480円クードプレス制法をやめました。ジョルジュ デュブッフ社のボージョレ・ヌーヴォーで初となる木樽発酵製法を採用。価格に至っては10年ぶりに改訂。電子マネー決済も増えたのかキリの良い数字でもなくなり、値上げ。製法も変えて結構な勇気だと思います。
2020年
2,541円(税込)
税抜きだと2310円と少しキリがよくなりました。昨年同様、木樽発酵製法。ずっと2480円だと思いましたがまだまだ動きのあるボジョレーです。
https://www.sej.co.jp/products/beaujolais.html
さて、ここからは飲んだ感想です。
今年もお手軽にかつ0時回ってすぐ買えるコンビニでゲットしてきました。
※よく見る花柄のやつ
ものはフランス人で一番名前を聞く(僕調べ)ジョルジュデュブッフブランドです。
ボージョレ・ヴィラージュ ヌーヴォー トラディション2020です。
輸入はサントリー。ぶどうは当然ガメ種。
空輸便ということで、保管に関してはかなり気を遣ってると思います。流石サントリーです。
※全方向にアピールが書いてある
さてラベルにもある通り木樽を使用したヌーヴォーということで、これもまた付加価値というやつでしょう。
木樽、航空便で2300円はセブンイレブン限定故の大量ロットでの発注が成せることだと思います。
ジャンプの値段がほぼ300円に切迫している中、この価格帯をキープしているのはありがたいです。
前置きが長くなりました、お味の方はというと
「なんかわからんがおいしい。」
毎年感想はこれなんですけどね。
ボジョレーと言えば若くフレッシュな味わいなのですが、今年のセブン限定ボジョレーは思ったより渋みやどっしり目の味わいも感じられます。
といっても、毎年ボージョレ・ヴィラージュヌーヴォーを飲んでいるわけではないので、この銘柄は渋めの味わいなのかもしれません。
2500円でこの味わいでイベント感を楽しめるなら僕としては全然あり。そりゃもっと安くて美味しいのもあるかもしれません。あるのでしょう。
しかし、ボジョレーが広まった理由としての一つに初物好きの日本人ってのがある通り、ライトに楽しめるのもいいと思います。
そういった意味でもボジョレーヌーヴォーをコンビニ展開させるまで成功させたのは本当凄いことです。
関係ないけどブタマゴ美味しかった。
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