見出し画像

暴落の中の株式投資

リタイア生活を株式投資で楽しむモト3の妄想エッセイ

2024年8月4日月曜日の日経平均株価は、前日比4,451円安い31,458円まで暴落した。前月の7月11日には42,000円を超えていたので、1か月で25%の暴落となった。

長い間、株式投資をしていると、このような暴落は何度かある。2020年3月にも感染症の流行で日経平均は24,000円位から17,000円位まで約7,000円、約30%暴落した。

この時は一生懸命いろいろな動画を見て、どういう対処をしたら良いか勉強した。たくさんの専門家が「落ちるナイフは掴むな」と警告していた。

ところが私は、暴落開始直前から2日に1回ぐらいの割合で、ちょっとづつ安くなった株を買っていた。底値に達した時には購入資金がずいぶん減ってしまっていた。

そんな自分の行動を反省をしていると、数か月後投資家ユーチューバーの中から「私は暴落中には全力で買いに向かいました」という発言をいくつか聞いた。

暴落の中に入ってしまうと、いつが底値か誰にも分からないので、1000円下がったら買うという行為もひとつの作戦かもしれない。

ある専門家が言っていたように、確かに日経平均が底値に達してからも、個別の株式にはまだ安いと思える株が残っていて、4月以降も私は少しづつ買い足した。

そんな4年前の暴落経験があったにも拘らず、私は今回も同じような行動をしている。日経平均が38,000円ぐらいに下がった頃から買い始めたので、8月4日には購入資金が少なくなっていた。

今回の購入に当たっては、従来から変えた購入方針が2点ある。
ひとつは、株価の大化けを期待される小型株より、業績の安定した大型株を買いたい。

二つ目は、前回は行動自粛で下落した外食産業などを、株主優待欲しさに購入した。優待があれば株価が低迷しても我慢できると思ったからだ。今回は高配当な銘柄を探したい。利回り4%以上の銘柄も多くなってきた。

アメリカの投資家ウォーレン・バフェットは今年アップルの株を大量に売却していたというニュースが伝わってきた。さすがバフェット。株価が高いうちに売却し、次の買い時のために手持ち資金を増やしている。

私はと言うと、日経平均が4万円を超えて高騰した時も何も売らずに、ただただ増えた株式評価額を見ながら一人で喜んでいただけ。

そして今は、4年ぶりの買い場チャンスを逃してはいけないと、老後資金にと残していた最後の定期預金の解約について妻と相談している。
<了>


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?