#50 陳式の基本歩法
第50回 陳式の基本歩法
1.足を一歩踏み出し、両手のひらを横に寝かせて前方へ向けて押し出すようにしながら重心移動します。
2.両手を上に円を描き、重心を後方に戻します。
3.再び両手で押し出す動作に入ると同時に、前の足のかかとを軸にしてつま先を外へ開きます。
4.押し出す両手が前に出ると同時に、後ろの足を外から内にカーブを描きながら引き寄せ、体の向きが反転します。
5.カーブを描いた足は、軸足の近くに引き寄せた後、前方へ踏み出します。重心は軸足に乗せたまま。
6.1.に戻り、反対も同様に行います。
● ポイント１ ゆっくり動き続ける感覚を養いましょう。止まったり、急に動いたりをできるだけ少なくします
●ポイント２ 片足を持ち上げるタイミングで、上体が浮かないよう、重心が沈むイメージを持つようにします。目に見えて沈むのはやり過ぎです。安定感を保てればOKです。
●ポイント３ 両手を押し出すときに息をはき、戻すときに息を吸います。ただしいつも呼吸に意識を向ける必要はありません。動きと呼吸が調和している感覚をつかめればOKです。
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