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第1号 脳血管障害をみるための運動性伝導路の基礎知識

       ボバース記念病院名誉副院長 古澤正道


目 次 

1.運動性伝導路(下行性伝導路)
2.「腹内側系」の神経システム
3.「背外側系」の神経システム 
4.臨床応用:「腹内側系」「背外側系」の促通 
5.まとめ

Key Words   姿勢コントロール(postural control)
      運動コントロール (motor control)
      コア・コントロール(core control)
      コア・スタビリティ(core stability)
      先行性姿勢調整機能(anticipatory postural adjustments:APAs)
      神経学的リハビリテーション(neurological rehabilitation)


はじめに

 健常なヒトは、適正な姿勢コントロール( postural control) を背景に、運動の制御を 行い機能的な活動をしている。しかし脳卒中後遺症者では、最適な姿勢コントロールと これを背景にして行う運動コントロール(motor control)ができなくなるため、特定 の課題や機能的な活動の遂行が困難となる。 こうしたことから療法士は、脳卒中後遺症者に対して、より機能的な姿勢と運動を再 構築することが求められる。この機能的な姿勢と運動の再構築には、神経学的な運動学 習が必要となり、運動学習を効果的に施行するためには神経伝導路のシステムについて 理解しておく必要がある。このため本稿では、神経伝導路のうち、運動性伝導路(下行 性伝導路)の基礎知識についてまとめ、臨床的な観点を交えながら説明する。

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第1号 脳血管障害をみるための運動性伝導路の基礎知識

運動と医学の出版社

1,100円

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