2020年5月第2週に発表された時価総額上位企業の決算短信まとめその4

こんにちはもちです

引き続き5月12日に決算を発表した銘柄の決算資料をまとめていきます。

その3はこちらから

3407旭化成

決算短信

決算説明会資料

決算短信より抜粋

旭化成グループ(以下、「当社グループ」)の当期における連結業績は、住宅領域は不動産部門が堅調に推移し、ヘルスケア領域はクリティカルケア事業の順調な拡大により、それぞれ前連結会計年度(以下、「前期」)比増益となりましたが、マテリアル領域において中国市場成長鈍化、自動車市場減速や石化市況の下落に加え、第4四半期からの新型コロナウイルスによる世界経済悪化の影響を受けたため、売上高は2兆1,516億円となり前期比188億円の減収、営業利益は1,773億円で前期比323億円の減益、経常利益は1,840億円で前期比360億円の減益となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、固定資産の減損損失や事業構造改善費用の計上などにより、1,039億円と前期比436億円の減益となりました。
当期の単独業績は、売上高は6,000億円、営業利益は206億円、経常利益は768億円、当期純利益は579億円となりました。

1605国際石油開発帝石

決算短信

決算説明会資料

決算短信より抜粋

当第1四半期連結累計期間は、販売数量は増加したものの、油価の下落により、売上高は前年同一期間比195億円、7.3%減の2,496億円となりました。このうち原油売上高は前年同一期間比361億円、18.1%減の1,630億円、天然ガス売上高は前年同一期間比179億円、27.9%増の821億円です。当第1四半期連結累計期間の販売数量は、原油が前年同一期間比87千バレル、0.3%減の28,261千バレルとなり、天然ガスは前年同一期間比34,231百万立方フィート、39.3%増の121,252百万立方フィートとなりました。このうち、海外天然ガスは、前年同一期間比34,717百万立方フィート、55.0%増の97,797百万立方フィート、国内天然ガスは、前年同一期間比13百万立方メートル、2.0%減の628百万立方メートル、立方フィート換算では23,455百万立方フィートとなっております。販売価格は、海外原油売上の平均価格が1バレル当たり52.81米ドルとなり、前年同一期間比10.84米ドル、17.0%下落、海外天然ガス売上の平均価格は千立方フィート当たり4.63米ドルとなり、前年同一期間比0.85米ドル、22.5%上昇、また、国内天然ガスの平均価格は立方メートル当たり50円69銭となり、前年同一期間比7円42銭、12.8%下落しております。売上高の平均為替レートは1米ドル109円16銭となり、前年同一期間比1円24銭、1.1%の円高となりました。
売上高の減少額195億円を要因別に分析しますと、販売数量の増加により135億円の増収、平均単価の下落により293億円の減収、売上の平均為替レートが円高となったことにより24億円の減収、その他の売上高が13億円の減収となりました。
一方、売上原価は前年同一期間比71億円、5.8%増の1,292億円、探鉱費は前年同一期間比72億円、89.0%減の9億円、販売費及び一般管理費は前年同一期間比4億円、2.7%増の185億円です。以上の結果、営業利益は前年同一期間比198億円、16.5%減の1,008億円となりました。
営業外収益は前年同一期間比26億円、11.4%増の257億円、営業外費用は投資有価証券評価損の増加等により、前年同一期間比92億円、96.0%増の189億円となりました。この結果、経常利益は前年同一期間比265億円、19.8%減の1,077億円となりました。
特別損失は、前年同一期間の減損損失が剥落したことにより前年同一期間比55億円の減少、法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額の合計額は前年同一期間123億円、14.1%減の753億円、非支配株主に帰属する四半期純損失は11億円です。以上の結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同一期間比157億円、31.9%減の335億円となりました。

9503関西電力

決算短信

決算説明会資料

決算短説明資料より抜粋

関西電力 決算資料

2801キッコーマン

決算短信

決算補足説明資料

決算短信より抜粋

当期の連結業績は、売上高は4,686億1千6百万円(前期比103.3%)、営業利益は398億2千6百万円(前期比103.7%)、経常利益は390億7千8百万円(前期比103.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益は265億9千5百万円(前期比102.3%)となりました。

6383ダイフク

決算短信

決算説明会資料

決算説明資料より抜粋

ダイフク 決算資料

4704トレンドマイクロ

決算短信より抜粋

当社グループ全体の当第1四半期連結累計期間における売上高は42,125百万円(前年同期比6.7%増)となりました。
なお、当第1四半期の業績における新型コロナウイルス感染症の影響は限定的なものに留まったものと考えておりますが、その収束タイミングは現時点において予測しにくく、今後も同ウイルスの社会的影響が継続することが見込まれます。
一方費用につきましては、今後のSaaSビジネス強化の為のクラウド利用コストの増加や人員増に伴う人件費の増加ならびに、携帯電話ショップでの個人向けビジネスの好調に伴い販売委託としての外注費が大幅に増加したこと等により、売上原価並びに販売費及び一般管理費の合計費用は32,006百万円(前年同期比6.1%増)と増加となり、当第1四半期連結累計期間の営業利益は10,119百万円(前年同期比8.7%増)と増益となりました。
また、当第1四半期連結累計期間の経常利益は為替差益があり、12,034百万円(前年同期比24.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8,861百万円(前年同期比28.4%増)となりました。
当社が重要な経営指標として意識しているPre-GAAP(契約締結金額からリベート及び返品を控除した額)ベースの営業利益額は9,010百万円となり、前年同期に比べ150百万円減少(前年同期比1.6%減)となりました。これは、Pre-GAAPの伸長以上に、先行投資的側面の強い人員増加及び今後のSaaSビジネス強化の為のクラウド利用コストを中心とした売上原価並びに販売費及び一般管理費の合計費用の増加の方が大きかったことによるものです。

8308りそなHD

決算短信

決算説明会資料

決算短信より抜粋

りそな 決算

2702日本マクドナルドHD

決算短信

決算説明会資料

決算短信・決算資料より抜粋

ハイライト
 売上高は対前年同期比で増加。既存店売上高は18 四半期連続でプラスを継続
 利益は中長期的な成長を目的としてマーケティング活動、店舗と人材へ積極的な投資を行った結果、前年同期比で減益となるが、営業利益率、経常利益率共に年初想定通り10%を確保。
 今後も新型コロナウイルスの影響を注視し、お客様、従業員の安全を最優先して感染症感染拡大を抑制する取組を継続するとともに、政府や自治体の方針や発表に適切な対応を実施する。
当第1四半期連結累計期間の既存店売上高は5.3%の増加となりました。
システムワイドセールスは1,418億90百万円(対前年同期比78億47百万円増加)、売上高は722億86百万円(対前年同期比34億1百万円増加)、営業利益は77億8百万円(対前年同期比6億87百万円減少)、経常利益は74億26百万円(対前年同期比12億39百万円減少)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は47億13百万円(対前年同期比8億21百万円減少)となりました。

4091大陽日酸

決算短信

決算説明会資料

決算短信より抜粋

当連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)における当社グループの事業環境は、米中貿易摩擦などの影響を受け、国内では、主要関連業界を中心に生産活動が弱まりました。エレクトロニクス関連においては、電子材料ガスの出荷は、国内では前期並みでしたが海外では減少しました。一方、米国では製造業の生産活動は底堅く、セパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷は前期並みに推移しました。
しかし、当第4四半期連結会計期間後半から、新型コロナウイルス感染症が世界規模で拡大し、当社グループにおいても欧州ガス事業とサーモス事業の業績に影響が出ました。
このような状況の下、当連結会計年度における業績は、売上収益8,502億39百万円(前連結会計年度比 14.8%増加)、コア営業利益903億37百万円(同 37.2%増加)、営業利益939億21百万円(同 40.5%増加)、親会社の所有者
に帰属する当期利益533億40百万円(同 29.2%増加)となりました。
なお、コア営業利益は営業利益から非経常的な要因により発生した損益(事業撤退や縮小から生じる損失等)を除いて算出しております。

4613関西ペイント

決算短信

決算説明会資料

決算短信より抜粋

当社グループの当連結会計年度における売上高は4,068億86百万円(前期比4.8%減)となり、営業利益は原材料価格の下落や販売費及び一般管理費が減少したものの、売上高減少の影響により315億10百万円(前期比2.5%減)となりました。しかしながら、経常利益は為替差損が増加したものの、持分法投資利益が増加したことなどにより、348億74百万円(前期比0.1%増)となりました。また、投資有価証券売却益が減少したほか、アフリカにおいて、のれんの一時償却を行いました一方、中東地域における事業会社の株式を譲渡し、関係会社株式売却益を計上したほか、前年度には債務保証損失引当金を計上していたことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益は184億77百万円(前期比6.2%増)となりました。

最後に

一番時価総額が大きい旭化成が1兆610億円、一番小さい関西ペイントで5695億円となります。


上記の情報は正確性を期していますが、間違いがある可能性があります。またこの記事によるトラブル等に責任は負えません。当該記事は投資判断の情報を提供するものではありません。ご了承ください

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