ポリシーミックス_ヘリコプターマネー_政府紙幣発行論

ポリシーミックス、ヘリコプターマネー、政府紙幣発行論の違い

バブル崩壊以降の不況の中で、これまで数多くの財政政策論が提唱されてきました。

今回、それらの財政政策論のうち、三種類を分類&ピックアップして、その相違点を整理しながら解説したいと思います。

三つというのは、ポリシーミックス(金融政策+財政政策)、ヘリコプターマネー、政府紙幣発行論です。

これらの財政政策論は、財政拡張が前提であるものもあれば、必ずしも財政拡張が必要ではないものもあり、中央銀行の応分(同額)のマネタリーベースが行われるものもあれば、それが必要なわけではないものもあり……といった具合に、細かいが重要な違いがいくつもあります。

それに従い、効果経路も(おおまかには総需要拡張が共通目的であるとはいえ)微妙に変わってくるのです。このような分かりにくいポイントを取りほぐしていきます。

以下のタイトル構成で解説していきます。

①ポリシーミックス(金融政策+財政政策)

②ヘリコプターマネー

③政府紙幣発行論

④各政策論の検討

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