お金の正しいイメージ

「お金」「通貨」の実態・正体

前記事である「お金」「通貨」はどこからやってくるのか?では、今私たちの手元にあるお金がどのような経緯で生まれ、そして消えていくのかについて詳細に解説しました。

その説明を聞いたとき、かつての「お金」「通貨」へのイメージと随分違う印象を受けた人が多かったかもしれません。

特に、「市中銀行が貨幣を発行する」というくだりでは、「これって”詐欺”じゃないの?」という印象を受けた人が少なからず居たのではないかな、と思います。

実際、信用創造(銀行借入・貸出による貨幣創造)についてある程度知った人の中で、「信用創造は詐欺だ!」と憤慨する人は少なからず存在します。(信用創造 詐欺で検索をかけると、そういった人をたくさん見つけることが出来ます)

しかし、私は『「お金」「通貨」の実態・正体』を論じることを通じ、  

「信用創造は詐欺じゃない!

「むしろ世間一般の「お金」のイメージの方が間違っている

ということをお伝えしたいと思います。

以下のような章立てで論じていきます。

①世間一般の「お金」「通貨」のイメージ

②「お金」「通貨」の実態・正体

③余談:歴史上の「お金」「通貨」

関心のある方はご購読お願いいたします。

※※※このコラムは、望月夜の経済学・経済論 第一巻(11記事 ¥2800)、望月夜の貨幣論まとめ(5記事 ¥1000)にも収録されています。※※※


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