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Vol.4 休校中のオンライン学習 その2

前回は、小2の娘のオンライン学習についてお伝えしましたので、今回は中2の息子のオンライン学習についてお伝えしていきます。

中学部では、元々自分用のMacBookを毎日学校に持参することになっていて、学校で使っているグループウェアがあります。そこに課題が配信され、終わった課題をアップロードするのは、オンライン学習に入る前と同じです。このため、使い方などは既にわかっていたので、割とスムーズにオンライン学習に入れた気がします。毎日担任の先生からメールが届き、今日の時間割(通常と同じ)と教科毎に課題が出ている場所のリンクや課題の締切が通知されています。課題は週単位で出されているものが多いようで、1週間の中で自分でスケジュールしている感じです。
課題は、内容についての説明動画があることもありますが、基本的には課題を自分でこなすという自学の要素が強いです。生徒も先生もいろいろな場所にいるので、全員が同じ時間に顔を合わせるのは難しいという事情もあるのかもしれませんが、オンライン授業という感じはあまりありません。ただ、質問などは随時受け付けているので、わからないことがあれば質問しながら進めているようです。

締切は通常より少し緩めのようですが、出していないと教科の先生から連絡がきます。小学部と同様、体育や図工の課題も出ていて、これらをサボりがちな息子は「出てないよ」とフォローされていました。クラス単位や教科単位でのミーティングもそれぞれ週1程度開催されています。

休校が長期化しているのでところどころで方針変更があり、最近は担任の先生から週に1回レポートが届き、各教科の課題をどれだけ達成しているかがわかるようになりました。オンライン学習でも通常と同様に通知表にあたる評価がつくので、漏れがないようにとの配慮でしょうか。

中学部でも、先生からのフィードバックには必ずプラスの言葉があり、「○○はよく頑張っている、○○は課題が達成されていないから教科の先生に連絡してね」のように書いてあることが多いです。担当の先生が各教科の先生と密に連絡を取ってくれていて、親身に相談に乗ってくれています。英語力がまだおぼつかない息子は少し負荷を減らして欲しいとお願いしたところ、その日のうちに各先生方と相談してくれました。このように、それぞれの状況に合わせて調整してくれるのはありがたいです。

また、家庭でどうサポートしたらいいかのヒントになるような保護者向けのワークショップも定期的にZoomで開催されていて、参加できなかった場合にも後日録画を観られるようになっています。保護者からも学習方法や内容の要望などを出すこともでき、学校側にも保護者にも有意義のようです。

子ども達の楽しみも必要ということで、お楽しみの企画もあります。通常だと放課後に先生方や外部のコーチがいろいろな講座やスポーツを教えてくれるのですが、休校期間が長くなり、最近はオンラインでの課外活動が始まりました。クッキングやアート、サッカーやバスケもありました。サッカーやバスケでどんなことをするのかも気になりますが、息子はeスポーツに初挑戦するようです。こんな状況だからこその新しい体験を楽しんで欲しいと思います。


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