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Vol.3 休校中のオンライン学習 その1

前回の投稿からしばらく間があいてしまいました。
1月末に旧正月のお休みで日本に一時帰国していたら、その間に新型コロナウイルスの影響で学校が2週間休校になり、オンライン学習になると通知がありました。1月の間は、2週間後に帰れるつもりでいたのですが、まだ学校は再開のめどが立たず、子ども達と私も日本にいます。オンライン学習ももう8週目となりました。その内容を少し紹介したいと思います。

オンライン学習になると連絡があった時、マインドセットについて紹介されました。画像を最後に添付しますが、同じ内容のポスターは学校の廊下にも掲示してあり、学校として大事にし、先生方が実践しているものです。家庭学習になるにあたり、保護者に改めて伝えたいと思ったのでしょう。
マインドセットについては、以前に中曽根が教育ニュースでも紹介しましたが、未知のことにもやってみようと思える子どもに育つために大事な考え方なのだそうです。良かったら、取り入れてみて下さいね。

小2の娘は、毎週月曜日に1週間の課題が学年のブログに投稿されます。
読み、書き、算数の他に、体育、図工、音楽の課題もあり、プロジェクト学習の課題も出ています。なかなかの量が出ている感じはありますが、全部やらなくてもよく、子どもの能力や家庭の事情に合わせて、1日3時間を目安にできる範囲でやってくださいね、という緩い感じです。

指定された課題をやったら、写真や動画、音声と共に自分のブログや動画の投稿アプリに投稿します。すると、担任の先生や各教科の先生がコメントをくれます。地道な家庭学習を支えているのは、この先生方からのコメントといっても過言ではないほど、全ての投稿に必ず温かいメッセージを返してくれます。また、課題によっては、やったことと共に"2 stars and 1 wish"を教えてねとよく言われます。2 starsは自分が頑張ったところや工夫したところ、よくできたところで、1 wishはもっとこうしたらよかったかなという反省点です。自分がやったことに対し自分で褒めて、さらに先生からも褒められて、達成感があるようです。

それと、週に2回30分程度、クラスのオンラインミーティングがあります。体育や図工、音楽の先生も週1回ミーティングを設けてくれています。先生やお友達の顔を見られるのはやっぱり子どもにとっては嬉しいようですね。

また、休校期間がだいぶ長期化しているため、子ども達のメンタルヘルスにも気を配っているようです。カウンセラーの先生にオンラインで相談ができるのはもちろんですが、子ども達が楽しめる企画も考えてくれています。少し前に盛り上がったのが「口パクチャレンジ」!音楽に合わせて口パクで歌った動画を録画して投稿する、というものですが、ボヘミアンラプソディーやShake It Offなど先生方も楽しそうに口パクパフォーマンスを披露していて、我が家でも何度も観て爆笑しました!もちろん娘も挑戦しましたよ。今週は、TikTokっぽいダンスを家族でというテーマで、何をやるか考えているところです。このほか、マインドフルネス用の動画や音楽が紹介されたり、笑うと健康にいいよとジョークが紹介されたりしています。

こんな感じで楽しいこともありつつ、でも大半はやっぱりお勉強という状況です。自宅で子どもとずーっと家にいるなんて、おかしくなりそう(私が)と思っていましたが、子ども達は意外にも落ち着いていて、淡々と課題をこなしています。楽しいお出かけがなかなかできない中でもそれぞれ楽しみを見つけているのを見ると、子どもってすごいって改めて感じます。

長くなってしまったので、中学生の息子については次回お話しますね。

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