Vol.12 工作教室で作る作品と自宅で作る作品、それぞれの良さ
早くも師走になって、なんだか少し気持ちも焦ってきます。1年生がもうすぐ終わってしまうなんて、なんて早い1年だったんだろう。でも、去年の今頃はまだ保育園にいて幼かったなあと思うと、ずいぶんと背も伸びて、あの頃は書けなかったひらがなだけじゃなく、漢字も書けるようになって、足し算や引き算も出来るようになって、、、そう思うと成長したんだなあと思います。
子どもは工作が大好きで、月1で工作教室に通っています。
作ってくるものはとても素敵！先生の手が入るから完成度が高いし、ひとつひとつ教えてもらって作るから最後まで丁寧で、家に飾るのも楽しい作品ばかりです。
でも、大人の意図で「作った」部分があるのも本当だなぁ、と先日気が付きました。アドバイスや手直し、お手伝いがあってのクオリティ。
工作教室は、大人が見て「素敵」と感じる普遍的な基準とテクニックを教わる場でもあるなあと思ったのです。そしてそれは悪いことでも無いとも思っています。教わらないと出来ない（知らない）ことって、いっぱいありますよね。
工作教室に比べて、頭の中で思ったことを早くそのまま形にしたくて作る、家の工作はやっぱりとても自由です。ただ、やっぱり、やっぱり、、、雑（笑）（わがやの場合は、ですよ！丁寧に作り込むことが好きなお子さんもいると思います^_^）
教わってできるようになったことと、自由に表現することと、その二つが組み合わさって、成長していくんだなあと思いました。それは、工作教室だけではなくて、学校や遊びもきっと同じ。どちらも大事にしたいなと思います。
実は2箇所に通っていた、それぞれ月1の工作教室。先日、1箇所を辞めました。一番の理由は、土日の予定を調整するのが思いの外大変になってしまったこと。そしてもうひとつの理由は、作れる工作を自分で選べなかったこと。（もうひとつの教室は、いくつかの中から選べるのです）
もちろんこれも、好みじゃなくても続けていて、できるようになってくるとさらに表現したいものが変わって来たりするという考え方もあり！子どものやる気をうまく見つけて育てて下さる教室だったと思います。選べないのが嫌だと言いつつ、教えていただいたテクニックも身についていた様子。家で描く絵も、薄い色から塗るといいんだよ、なんて言いながら描いていました。
上手くならなくても良い、と言いつつも、上手いと嬉しいブレブレの親心。でも今は、「自分で選ぶ」「自分で決める」と、「やりたい」を優先させてみようかなと思います。
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