#2 窯のこと。陶芸のはじめの知識
窯を手に入れよう!
プチ陶芸家になるために。
趣味から一歩、とびだして。
陶芸家には資格試験などはないのです。
では陶芸家になるにはどうしたらいいですか?
それは自由につかえる窯を手にいれること。
小さな小さな窯でも自由に使えて自分で窯詰めして焼成をすれば
あなたも陶芸家。
作品が上手か下手かよりもこれが大切。
今はいろいろな窯が販売されているので
自分の環境にあう窯を見つけましょう。
そして。
大きな広い土地があって
どんなに大きな窯をおいてもいい環境がある人には
どどーんと大きな灯油窯をおすすめ、、、ではない。
もちろん、大きな窯はいい作品をつくるためには魅力的な窯です。
でも。
このnoteでは、
日本で5本の指に入る陶芸の巨匠をめざす!ではなく。
めざすところは
地域のてづくり市に出店したり、クラフト市で仲間ができたり、ハンドメイドサイトに出品したり。
そんな風に楽しく創作するプチ陶芸家。
そこであえて初心者陶芸家さんへは
①単相200V 15A 3kw
②単相200V 25A 5kw
③単相100V 15A 1.5kw
くらいの小さめの窯をおすすめ。
陶芸ショップコムというなんでも陶芸材料が揃うネットショップがあるので参考に窯のページを見てみてください。
窯は普通は作品でいっぱいにならないと素焼き→本焼きとすすめることができない。まあ、ガラガラで焼くこともあるけど、燃料代がもったいないし。
なので小さな窯で何回も何回も焼成して
窯詰のこと、土味のこと、釉薬のことをひとつずつ体感していくといいかなと思います。
焼く回数が多い方が経験が多くなるから。
小さい窯だと器は少ししか焼けませんが
ブローチだとか豆皿だとか小さなもので経験を重ねて
いずれ大きなものもたくさん焼成できる窯に買い換えていくといいと思います。
①②は単相の200Vで窯の設置後、普通の家庭だと少し電気工事が必要かもしれません。
③はお家に200Vの工事ができにくい方におすすめ。
いずれにしても購入した場合は電気工事やさんに窯の容量などを説明して、どのような電気工事が必要かきちんと相談してくださいね。
安全のために大切なことです。
あと、窯を買うときは近くに陶芸材料やさんがあるならお家の近くで買うのがおすすめです。
修理とか、わからないこととか、お家に近い方が相談にのってもらいやすいからです。
ではでは、良い窯に出会いますように。
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