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#6 初めての現代劇

おはようございます!よろしくお願いします!!

模索俳優・モサク(@mosaku_actor)です。

今回はVシネマっぽい現代劇です。それまでは再現VTRや再現ですが江戸時代といったような、ちょい特殊な設定でしたが、今回は麻雀を題材にしたバリバリのハードボイルド現代劇です。


坊や…背中がすすけてるぜ。



ー 完 ー




というわけで、今回もバーターで呼んでもらっています。まわりは同じ事務所の先輩方です。ただし、初年度なので初見の方がほとんどです。

題材が漫画原作なので、事前にブックオフにて置いてあった単行本を2冊ほど読んでおきます。ふむふむ、なるほどなるほど。


予習もしたことで、現場へGO!

違いました。香盤に「外伝」と書いてあります。

私が読んだ漫画に出てくる主人公の、師匠的人物をメインにしたお話でした。購入した漫画にはほとんど登場しませんので、1割も雰囲気がつかめてないと思います。

そんな心配をしながら都内某所にある雀荘に向かいます。麻雀はやったことありますがしょせんは家族麻雀。雀荘は初めてです。全自動雀卓など雑誌の中古販売見ながら「高け~なぁ」とか言ってました。

ちなみに、同じ感じでストⅡの筐体基盤も「高け~なぁ」とか言いましたし、ミニクーパーの中古も「高け~なぁ」とか言ってました。

まぁ、そんな感じの「存在は知ってるが触ったことはない」というものでした。なのでうかつに触ろうものなら「リーチ!!」とか叫びだすし、洗牌と山積みが行なわれます。撮影の仕込みが台無しになります。

撮影が始まる前にスタッフさんだったか、監修のプロ雀士の方だったかが誤まって動作させていたので、事前に卓の電源は切られることになりました。ちなみに、エキストラなので手元は映らないため、変な打牌をしてもなんら問題ありません。基本は即ギリです、無駄ヅモです。


そうこうしているうちに、その日のシーンは終わりました。我々は出番が終わったのでバラシになります。

そして別の日。撮影はちょいと遠くまで。先日とシーンがまるっと変わっているので役柄も違うのですが、どうやら自由業を想定しているらしかったです。衣装や役柄指定がざっくりすぎて理解が及ばす、シャツは古着でよさげなものを持参しましたがボトムがカジュアルでした。そのため、第一現場では出番がありませんでした。

というわけで、これまた事務所の講習でお世話になっている先輩と同じ現場で、先輩の演技を見ながらお勉強タイムです。いろいろ欲を出すとリテイクを喰らうようです。

基本の演技が決まり、カメラアングルを変えつつ返しを撮影して、第一現場が終了しました。ここで、同じ演技のシーンでもアングルや撮影対象をいろいろ変えて撮影する「返し」も覚えます。

【返す】
もう1度やり直すこと。または、いま撮ったのと同じカットを、カメラを移動して別方向から繰り返し撮ること。

さて、第一現場で撮ったのはこちらで使われております。


第一現場は終わりが決まっているので急いで撤収です。第二現場へ向かいます。

続きます。


では、お疲れさまでした。ありがとうございました!!