何もしないことを受け入れられない自分
ゴールデンウィーク、始まりましたね。
早く終わって欲しいな、なんて。
仕事も、遊びも、何も予定を入れてなくて、何もせずに1日が終わってしまうことが苦しくてしょうがない。
何もしない時間が苦痛すぎて、必死にバイトを探して、なかなか見つからなくて、もう何もない時間を楽しもう、って一回思ったはずなのに、やっぱりこれじゃダメだと、一日に2件派遣登録をしに行ってた。
ああ自分は何をしているんだろう。
なんか虚しくなるね。
令和が始まった今日、平成を描いた本を読みました。
「死にがいを求めて生きているの」
こんな状況の私をえぐるような物語だった。
読み進めていけばいくほど、呼吸が浅くなっていく。
なんだか、めちゃくちゃ苦しかった。
俺は、死ぬまでの時間に役割が欲しいだけなんだよ。死ぬまでの時間を、生きていていい時間にしたいだけなんだ。
えぐい。
生きていていい時間。
誰かに認められて、社会に認められて、ここにいていいって、あなたは価値があるよって言ってもらいたくて、生きていていいって言ってもらいたくて、毎日もがいている。
死ぬまでの時間に役割が欲しいだけ
えぐすぎる。
役割がないと不安になる。
ここに居ていいって思えなくなる。
自分のために使う時間なんて、何も生み出してなくて、なんの生産性もなくて、そんな時間過ごして何になるのって、もっと誰かのために動けよって、もっと何か生み出せよって、言われている気がして、何もしない時間を、自分のことを、自分が一番受け入れてあげられてないのかもしれない。
人それぞれ自由に生き方を選べるみたいなことをやっと口に出せる感じがありますけど、でも、誰もが自分だけの確固たる物差しを持てるほど強くはないじゃないですか。結局、人と比べなくていいよ、自分だけの生き方を、なんて言われても、人はどうしたって色んなものと自分を比較してしまうんだと思います。
今の自分が、常に生きがいを必死に探している雄介に重なりすぎてつらい。
最後にきっと、こんな生きづらい時代を生き抜く希望が書かれていたんだろうと思うけれど、わたしには今ちょっとすっと入ってこなかった…。だれか解説してください。
気になっている本を買います!