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日本式Teal組織実践モデルの具現化にチャレンジする株式会社イーソーコ博多代表取締役の岡崎善之氏

福岡発のオリジナル教育技術nTechを活用しnTech経営塾を経てTeal組織作りに挑む岡崎善之さんにインタビューをさせて頂きました。

岡崎善之さんプロフィール
出身地:千葉県生まれの鹿児島育ち
活動地域:福岡、東京
経歴:システムエンジニアのキャリアを経て
吉田倉庫株式会社 専務及び株式会社イーソーコ博多 代表取締役に就任、2社を兼務する。
経営者としての苦難を経験する中、キリスト教や仏教を中心にあらゆる宗教、哲学などの精神世界から実践的な経営メソッドに至る迄徹底的に本質追求の道を辿る。昨年よりnTech経営塾の一員として日本式経営学の研究開発に携わり、2019年福岡では初となる福岡Dignity教育リライズ協会代表として福岡からTeal組織の実践モデル作りに奮闘中。
座右の銘:目で見ちゃダメ

岡崎善之さん、以下岡崎
よろしくお願いします。

記者:最近はオンラインサロンやメンバーとの交流会開催など、岡崎社長自らも観点の変化に真摯に向き合っておられる姿勢に感動しています。

Q:現在はどんな夢やビジョンを持って取り組んでいらっしゃいますか?

岡崎:Teal組織を作ること、それが夢ですね。

私が思うTeal組織は、簡単に言うと「悟っている人達がつくるチーム」ですね。じゃあ、悟っている人のイメージはというと、自分(我)がない人、オールゼロ化したところから考えることができる人です。

「Teal組織をつくること」が目的という訳でもなくて、「どんなことをするか」に目的を置きはするけど、Teal組織は、組織の存在目的やミッション自体も多様に変わっていくイメージなので、チームが広がっていくこと自体がミッションともいえると思っています。

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世界で20万部、日本で5万部を売るフレデリック・ラルー氏著書の『ティール組織』


結局、今からは人間全体が悟っていくことが共通のビジョンに繋がっていると思っています。手段は、それぞれのチームが個性や特性を生かし、それぞれ見つけていき変動を繰り返しながら、流動的にその都度、環境や社会の問題解決をしていくイメージですね。

現代は、例えばたった1つの国の動向によって世界の平和が脅かされる時代なので、地球規模の循環システム作りがTeal組織づくりであると思っています。

世界平和を目的としてきた今までの宗教では到底実現できなかったことが、nTech(認識技術)があれば実現でき、また再現化できることを実感しました。

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2018年、nTechはアメリカはシリコンバレーへ、世界最高峰の知の祭典にてその存在感をアピールし、2019年ハーバード大学のドナ・ヒッグス社会心理学教授との共同プロジェクトを開始。

Q:素晴らしい取組みですね!現在はどのような実践をされてるのですか?または計画などお聞かせください。

岡崎:現在、nTechの共通土台を持つ、30名のリライズ協会(福岡)の代表をしていますが、メンバーの育成や組織のクオリティーを高めていって活性化したいと思い尽力しています。

始めは自分の会社でTeal組織づくりを考えていましたけど、やはり共通土台無くしては難しいので。

Teal組織に最も必要な共通土台があるリライズ協会でチャレンジすることが最適だと今は思っています。その上でもnTechを応用活用しているメンバーと交流する時間や共に活動することが大事だと感じています。

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「福岡Dignity教育リライズ協会ランチ交流会」

ビジネスセミナーでよく言われる精神論やテクニックは、私も今まで沢山勉強してきましたが、実はそれらには賞味期限があることに最近気づきました。やはり根本が変わらないと人は変わらないんですよね。

記者:根本とはどのようなことですか?

岡崎:今までだと「価値観、思考」「成功体験」などを人間の根本と理解しがちですが、
「リアリティー・真実・無から有の仕組み」その根本を明確に知ることで、今までの根本はVR(バーチャルリアリティー)世界であることが分かります。

究極の真実:リアリティを分かった上で、今までの知っていること、認識している全てがVR(バーチャルリアリティ)であることが分かると、過去の成功体験、価値観も全てVRの映画のように楽しめます!そんな人間がどんどん増えてコミュニティを創っていくことで、速いスピードで世界が変わっていくと思います!

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Q:現在の夢やビジョンを持つようになったきかっかけや背景を教えていただけますか?

岡崎:鹿児島で育ったのですが、中学生くらいから社会に対する矛盾がよく見えていた子供でした。20代前半に東京で就職し、コンピュータープログラマーをしていたのですが、その時に鬱病になってしまったんですね。

仕事を辞めて、鬱は回復したのですが、それから、心理学、哲学など色んな本を読み漁り追及をする中で、心理学者マズローの欲求6段階を知った時、人間の成長段階が分かり安心したんですね。目指すゴールと現在地が分かりとてもスッキリした気分になりました。

そして最後は結局、宗教に行きつくんですよね。
今はしていませんが、キリスト教は実際に20年間していましたが、教会に通うことで霊的精神性が高まり、自分の中の神を垣間見た瞬間もありました。しかし、そこで感じた限界は礼拝している時は覚醒ができるのですが、仕事や家庭などでは再現が全くと言っていい程できないんです。

人間は、どうしてもつまらない事で悩んでしまったり、落ち込んで抜け出れなくなる時ってありますよね。そんな時に教会に行き牧師に懺悔し祈って救われるわけです。しかし、驚くことにその牧師たち自身も他の牧師に懺悔をし祈っていたんですね。宗教では、自力で何とかできないことにも気づきました。

そして仏教も学んでみるのですが、言語の解析が難しくて、いきなり素人が読めるようなものでもないし、そもそも翻訳の翻訳のような訳で、悟っていない人が翻訳していたりするので理解の再現が本当に難しいと思いました。

nTechを知ったときには本当に目から鱗でした!
とても分かり易くて、今までの点と点が繋がっていき心から感動しました!今の時代にとても合っている新しい悟りですね!

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「リライズセミナー後のメンバーでのシェア会」

Q:nTechと出会うきっかけにはどのようなことがあったのでしょう?

岡崎:実は5年ほど前に会社のお金の2億円を事業に投入したら事業にトラブルが重なってすぐにお金が底をついてしまい、銀行も借してくれなかったことがありました。そのせいで社員の毎月の給料1000万を借りながら自転車操業のように半年間、もう心も体もボロボロの時でした。その半年間は、ずっと精神的苦痛が強烈で、家でも会社でも何も聞けないし、何もしゃべれない状態でした。仕事場には行っていましたが、ずっと寝ているような状態でした。

そんな状況のとき、追い打ちをかけるように、1番下の娘が公園のブランコで顎の下の方に割と大きな怪我をしてしまう事故が起きたんですね。これでもかととどめを刺されたようなショックが重なり、また鬱病になってしまったんですね。

そんなときに、ずっとお世話になっていた福岡で100年以上続く老舗企業の会長さん達のチームが主催するnTech経営塾という勉強会に参加させて頂くようになったんですね。

早朝7時からの会だったのですが、当時は夜になると耐えられずお酒を沢山飲んでいたので朝は体もだるく、まだ鬱っぽい状態でしたが参加し始めたら徐々に楽しくなっていったんです。どんどんnTechの理解が深まるにつれて、今まで自分が追及した世界がどんどん繋がっていき、最後のワンピースがピタッとはまった感じです!!

nTech創始者Noh Jesuさんが24年前、当時の地獄の苦しみや葛藤の体験談を聞いたのも、とても過去の自分と重なり共感しました。

私は27才のとき顎下腺という首に近い頰の奥下の顎下腺摘出手術を受けたことがあるのですが、その時、麻酔が効かずに強烈な痛みを3日間味わった事があるんです。(苦笑)もう肉体的苦痛の地獄を味わい尽くした感じでした。
鬱により毎瞬毎瞬、自殺衝動と戦う苦しみ、その両方の地獄をNohさんは経験し、歴史に残るような大きな発見をしていることにも感動しました!
今では、Nohさんと友人のように親しくさせて頂いてますし、鬱のようになることもないですし、楽しく楽になりました。

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  「ミッション、志を同じくするNohさんと」

以前は、信頼できる相手に対して分かってほしいあまりに衝突することがありましたが、それも最近はなくなってきましたね。自分の感情をコントロールできるようになったおかげです。まだまだ、日常の変化はこれからですので楽しみです。

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記者:最後にメッセージをお願いします。

岡崎:時代は今大きな転換期を迎えています。令和という時代になりましたが、これからはAIやそれを応用した機械が人間に代わると言われています。物流の世界でも倉庫作業はもはや完全自動化は不可能ではないと言われています。そうすると人は一体何をするのか?という問いが来ます。現在世界で500万部以上売れている、イスラエル人「ユヴァル・ノア・ハラリ」氏の書いた「ホモデウス」に予言されているように、一部の特権階級と、その他大勢の無用者階級に別れていきます

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そうならない為に私たちはAIを超える世界観を持ち心の時代へと既存概念から飛び出す必要があるのです。その為のムーブメントを起こすために設立されたのがリライズ協会であり、実践組織を通じて無用者階級にならない為に既存概念を超えていきましょう!

記者:インタビューは以上です。ありがとうございました!

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岡崎善之さんの活動、連絡については、
こちらから↓↓

◆HP


◆Re・rise協会HP

【編集後記】

インタビューの記者を担当した風見、三浦です。いつもフラットに立場の差異を感じさせることなく交流してくださる岡崎社長。あらゆる苦難を超えて見つけた最後のワンピースに対する明確な確信を誰よりも強くそして柔らかく感じるインタビューとなりました。リライズ協会の展開が楽しみです!

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この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載されています。


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