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熟年夫婦の妻になったきぶんで、今日も働いてる

勝ち馬に乗るか、勝ち馬をつくるか。
今日noteでこの記事を読んだとき、じぶんの背中を押してもらった気がした。まさに私は、嬉々として沈没船を操縦したくなるような「勝ち馬つくりたいタイプ」だったから。

前の記事でも書いた通り、うちの会社はまだリモートワークにはならずほとんどの社員が出社していて

ちょうど3月まで一緒に働いていた子がとある有名企業に転職を果たし、「弊社は初日からリモートやってます~そっちはどうですか」という感じで連絡がきたので、隣の芝がかなり青く見えた今日この頃です。

なんだかどうしても、このまま残ったじぶんが惨めで悲惨におもえたから、その子のSNSを極力見ないように努めた。

彼女からそこはかとなく漂う、あの有名企業で働いてるわたし、勤務時間や休日金銭面などの条件面も申し分なくて勝ち馬乗ってるわたし、というところのアピールを否が応にもそのまま受け取って勝手にダメージを食らってしまうんですよね。

「勝ち組の会社にいるのが好きな人」と「負け組を勝ち組にしてやろう」と意気込むハングリー精神を持った人と比較すれば、前者は当然、とてつもないリターンを得たり、どこからでも声がかかる戦闘力を手に入れられたりする可能性が低いです。なぜなら僕の経験上、「勝ち組の会社にいるのが好きな人」たちは、会社が傾いた瞬間に、その場を去るからです。

この部分を読んでふと、彼女は「勝ち組の会社にいるのが好きな人」なんだなと理解した。だからこそ「まだ何者でもないこの会社を勝ち組にしてやろう」精神が強い会社との相性がどうしても合わずに転職をしていった。それが彼女にとっての「こうありたい」という理想から逆算して下した決断だったんだとおもう。

本来「会社が傾いた瞬間」は、リターンを得る大きなチャンスです。彼らは、会社が傾くということは、リターンを得る大きなチャンスなのにも関わらず、一瞬でも勝ち組であることを失う恐怖に怯えるあまり、その事実に気づけません。
会社が傾いた瞬間は、多くの人材が会社を去る瞬間です。つまり、マイナスをプラスにできるまたとないチャンス。経営者からの信用を勝ち得たり、最前線で働く機会を得られたり、実力以上に背伸びできるまたとない機会です。

この記事にも書いてあった通り、どっちがいい悪いというものでもないし、人それぞれの価値観だ。けれど「勝ち組の会社にいるのが好きな人」はリスクを極度に恐れることでチャンスを見逃してしまう。

わたしはコロナが怖くてしょうがなく、こんな状況なのにまだ業務続ける会社なんて非人道的だバカヤローとおもってストレスをため、上司に焦りや不満を聴いてもらった後もなお意見を主張しつづけたけどリモートはできる兆しもないままで憤慨しつつもこの生活に慣れつつあり、、、

もうリモートや休むという選択ができないなら、徹底的にコロナから逃げ回ってやるとおもって、会社にあるコロナ対策用品の配置やら、感染対策の社内啓蒙やらをしていった。そしたらなんと会社のNo.2が私のことを褒めてると上司から聞き、さらには直接お褒めの言葉をもらい、心底驚いた。

典型的体育会系ノリにほとほと嫌気がさしたり、こんなとこまでついて行けないってときももちろんありますが、でも社員一人一人の夢中がこの会社をつくってきたんだよねともおもっている。時々心底うんざりしながらも、ふと垣間見える輝きをしってるからまだ別れてない熟年夫婦の妻になったきぶんですね。

なんだかんだ、今日は課内でこの1Q(2020年1~3月)での成果と2Q(2020年4~6月)で何するかを発表したのだけど
そこで他のメンバーを大いにリスペクトする良い機会になったし
夜も、今後のじぶんの目標に向けて上司二人に相談しながらわいわい議論するのがたのしかった。
そこでふと、いま働くのがたのしいって、たぶんけっこう幸せなのでは…!?と気づきました。

日々いろんなことに憤慨し、会社や上司に噛みつきながらも、アラサー熟年妻は健やかに成長中です。これからもじぶんの意見や考えはもちながら、ビビりながらも走りつづけていかねば!という所存です。

それではみなさま、おやすみな( ˘ω˘ )スヤァ…

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