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レッスンレポート〜仕事は自分で作れるようになっておいた方がいいよね〜

本題に入る前にお知らせをさせてください。
僕は、自分が教えている生徒さんと、その生徒さんの友達と僕の友達と一緒に「モロオフ会」というものを作っているんですね。
ただ遊んだり飲みに行ったりするのはもちろん、地震とか水害とか、そういった時なんかは、助け合える仲間がいたら安心じゃないですか?
あとは、僕を初め、コミュメンバーさんは、コミュメンバーさんの活動を応援したがるので、そのグループ内で「近くにこんなことをしているコミュメンバーがいるんだ」と知ることで、夢を追いかけている方の応援にもなるかなぁと思って、「モロオフ会」を組んでいるんですね。
興味がある方は、是非。
https://www.facebook.com/groups/2965826280409286


そんなこんなで本題に入りたいと思います。

結論から先に言っちゃうと、今日は「ちょっとずつでもいいから、自分で仕事を作る練習をした方がいいよね」という話です。
ここ数年で、アーティストさんの活動スタイルも大きく変わったのですが、昔はアーティストは、ほとんど「仕事くださいよ〜」という感じだったんです。
仕事を貰えないと生活がまわらなかったので。
ただ、今はYouTubeやら何やら発信するツールがありますから、自分でスタッフを集めて、自分で企画して、そこで生活を回す人が増えましたよね。

で、そこで回せるようになったら、皮肉なもので、今度は、そういう人に仕事のオファーが集中するようになる。

僕は仕事の受付窓口のようなものを公には設けていなくて、どちらかというと、仕事をオファーする機会が多かったりするので、オファーする側の気持ちが分かるのですが、一般的には仕事のオファーって「忙しい人」に出したいんです。
当たり前の話っちゃあ、当たり前の話なのですが、「忙しい人」って、打席に立っている回数が多いので、仕上がっているんですね。いい仕事をしてくれる確率が高いんです。
「仕事は忙しい人間に頼め」というのは、まぁ、昔から言われてることですよね。

そして、それとは別軸で、これは微妙なところなんですけども…
一緒に仕事をする人とは「『仕事を与える人』『仕事を与えてもらう人』という縦関係にありたくない」という気持ちがどこかにあったりします。
この、「縦関係になっちゃう人には仕事のオファーを出したくない」というのって意外と大きいです。
「偉そうにしたくない」という気持ちもあったりします。

もちろん仕事のオファーを出している以上は「仕事を与えている人」ということになっちゃうんですけども、「与えている」というよりも、これは甘い考えなのかもしれませんが、「役割を分担している」という対等な関係でいたくて、「これをやっといてくれへん? その間、僕は資金繰りをしとくから」みたいな感じで進むプロジェクトの方が楽しいんですね。
で、これは僕個人の感情かなぁと思っていたんですけども……周りを見渡すと、最近、結構、そんな感じの水平的な関係を築いているチームが増えています。
各々が独立していて、プロジェクトごとにガッと集まる文化祭みたいなノリです。

これはおそらく、「お金」よりも「仕事内容」の価値が上がってきていて、「面白く仕事できないとツライよね」という発想がそうさせているのだと思います。仕事が趣味っぽくなっちゃっているのかも。
なので「養ってやっている」みたいになっちゃうのは、ちょっとイヤなんです。

この考え方の良し悪しはさておき、事実として、そう考えている人がいて、案外、少なくないことは把握しておいた方がいいのかもしれないです。
「『労働者』ではなく、『社長』と仕事をしたがっている社長が少なくない」という話です。
ここでいう『社長』というのは会社の規模は問いません。

じゃあ、どうしていくのがいいかというと、やっぱり、まずは、少しずつでもいいから自分で仕事を作る訓練を始めた方がいいと思います。
「仕事をくださいよ〜」といった感じで、蜘蛛の糸が垂れるのを待っている時間があれば、
何をどうすれば、人の流れが生まれて、お金の流れが生まれるのか、手探りでもいいから、まずは始めてみる。
そして、自分で予算を作って、限られた予算の中から、他人に仕事のオファーを出す場面に立ち会えば、どういう人と仕事をしたくなるかが見えてくる。
その時、「仕事をくださいよ〜」と言っている方には、あまり仕事のオファーを出したくないと思っちゃうかもしれません。
「限られた予算を、この人に委ねて大丈夫か?」という気持ちにもなるだろうし、「この感じの人をチームに迎え入れた時のチームのモチベーションは大丈夫か?」という気持ちにもなるでしょう。

いずれにせよ、「仕事のオファーを出す側」というのは経験しておいて損は無いと思います。
それによって見えてくるものって、メチャクチャあるので。
その為には、小さくても「仕事を作る」をやらないといけない。

一度、やってみてください。


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