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感動が信頼に変わる、「サプライズワーク」のすすめ

おはようございます。
5時こーじ改め、井上皓史です。

2019年の最終日。社会人としても5年目の終盤。「仕事」についてどんなスタンスを貫いてきただろうか。寒い冬の朝に散歩をしながら考えていました。

「涙を流してもらえるような感動体験を仕事を通じて作っていきたい」

1社目の入社挨拶で150人を前に宣言した言葉をふと思い出しました。毎年この想いを体現できているであろうかを自問自答をしていますが、今年はこの想いを体現するために大切なことに5年目にしてようやく腹落ちして気づくことができたのです。

それは、
サプライズワークこそが感動体験を生み、相手との信頼関係に直結する。
ということです。

今回のnoteでは、感動が信頼に変わる、サプライズワークのすすめについてお話したいと思います。


そもそも人はどの時に感動するか。

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感動:ある物事に深い感銘を受けて強く心を動かされること。

皆さんが最近感動したのはいつでしょうか?
私は直近でいうと、M-1グランプリに感動しました。優勝はミルクボーイ。結成13年目で今年1度もテレビで漫才をしていないコンビが圧巻の漫才で優勝しました。かまいたちが優勝すると思っていた期待を良い意味で裏切り、M-1優勝を掴み取ったミルクボーイに感動しました。

もう一つ感動したことでいうと、新卒の久保が年末の朝渋イベントのファシリテータを見事にやりきったことです。久保は入社1年目、ファシリテータは今回で4回目の挑戦。年末に才能が開花したかのように彼女は限界を越えていった姿をみて、とても感動しました。

二つの出来事に共通しているのは、自分の期待値を超えた出来事である。ということです。「感動」を再定義すると、自分の期待値を超えて、ある物事に深い感銘を受けて強く心を動かされること。なのではないでしょうか?

映画で感動する。友人からサプライズでプレゼントをもらう。身の回りで起きている「感動」は全て自分の期待値を超えた時なのではないでしょうか。

感動:自分の期待値を超えて、ある物事に深い感銘を受けて強く心を動かされること。


サプライズワーク

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相手の期待値を超えた仕事。それをサプライズワークと定義しています。「なんか簡単そうじゃん!」と思う人もいるかもしれませんが、結構難しいと思います。実際社会人になると、ある程度のことは自分の想定の範囲内で物事が起きていきます。仕事だと社内の仕事の進め方や、社内コミュニケーションはルーティンになることが多く、そこに「感動」は生まれづらいですよね。

最近の私のサプライズワークの事例を交えてご紹介します。

◎朝渋でのサプライズワーク
朝渋はこれまでに3年で120回以上の朝渋イベントを開催。サイバーエージェントの曽山さん、SHOWROOMの前田裕二さん、幻冬舎の箕輪さん、オリラジ中田さんなど、普段では議論できない方々を本のPRという程で無償に近い形でご出演いただいております。どうやったらより感謝を伝えられるか。突き詰めて考えた結果、毎回直筆で「手紙」を書いています。手書きで感謝を伝える。些細なことですが、自分が最大限で感謝を伝えられる方法を模索して、手紙にたどり着きました。先日、スマイルズ取締役の野崎さんにお渡ししたときは「うわぁやられたなぁこれは。嬉しいなぁ。こっそりあとで読むね!」ととても喜んでくださりました。
◎社内でのサプライズワーク
今年9月でMorning Laboは5周年でした。この日を一生忘れられない日にしたい。5年も会社を存続させている代表中村に感謝をしたい。どうやったらより感謝を伝えられるか。突き詰めた結果、メンバー5人でサプライズを決行。とある金曜日に午後業務を止め、山梨のコテージに代表に内緒で連れて行き、皆でお祝いをしました。その夜、「モニラボと私」という作文を皆で書き、暗闇の中で涙を流しながら皆で想いを発表しました。最初はオフィスにて、作文を発表するというプランでしたが、一番記憶に残る方法はコテージで暗闇だ!!と謎のプランを考えつき、実行しました。「こんなことを考えるなんて、やばすぎ!明日からも頑張っていこうね。本当にありがとう^^」と代表は大喜びでした。
・夫婦でのサプライズワーク(番外編)
11/27。結婚1周年記念日でした。平日だったので、ディナーを食べて終わり。というプランでもよかったですが、どうやったらより感謝を届けられるか。突き詰めた結果、会社を一緒に経営しないか?とプレゼンした場所でのディナーを決行。その日と同じように、A4の紙にまとめた紙を用意し、感謝を伝えました。妻からは「面白すぎ!毎回サプライズがうまいね!」と笑われながら涙してくれました。

3つ事例を紹介しましたが全てに共通していることは「どうやったらより感謝を伝えられるか」を常に考えていたことです。これは自分がどのように伝えるのかが大事かが大事なのではなく言い換えると「どうやったら相手が喜んで受け取ってもらえるか」 がとても大事だと思います。

・とりあえずプレゼントは◎◎をあげておけば喜ぶであろう。
・とりあえずフレンチディナーに連れて行けば相手は喜ぶであろう。

そんな絶対的な正解はありません。

大事なのは、相手にカスタマイズをして、想像力を働かせながら相手が喜んでくれることをするということです。


相手を無条件に信頼できるか?

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想像力を働かせるために必要なことは、何でしょうか?端的に、どれだけ相手に体を預けられるか だと私は思います。もうすこしわかりやすく言うと、相手を無条件に信頼してコミュニケーションを取れるか。ということです。
「いやいや、信頼するのって怖いし、難しい!」と思うかたもいるでしょう。僕もずっと思ってましたし、今も思っています。ただ、朝渋というコミュニティを3年間運営してきて、自分から相手に曝け出すことが信頼関係を握るポイントだなと、痛感しています。

損得のない人間関係のうえで相手のことを無条件に信頼して、歩み寄る行動こそが、相手を理解することにつながり、結果的にサプライズワークに繋がるということ。僕が2019年に一番学んだことです。


最後に

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2019年が今日で終わり、明日から2020年がスタートします。

「サプライズワーク」はMorningLaboのクレドにもなっています。

期待を超えるサプライズワークを。
オーダーにはリボンをつけて返そう。もちろん、オーダーがない時も。

2020年もMorning Laboの挑戦は続きます。


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