リモートワークで、目の前のタスクの話ばかりになってませんか?「未来会議」のススメ
おはようございます。
Morning Labo (通称:モニラボ)の久保帆奈美(@honami725_)です。
「なんでこんな意思決定をしたんだろう」
「なんでもっと熱心に取り組まないんだろう」
このように、チームのメンバーの発言や行動に対して、違和感を感じたことはあるけれど、解決をせずに我慢をしてしまったり、怒ってしまったり、なんて経験はありませんか?
特にリモートワークになってしまうと、たとえ違和感を感じたとしても目を瞑ってしまいがちではないでしょうか。
人の考え方や価値観はそれぞれ。それを理解した上でのコミュニケーションをしないと、すれ違いが起きて不満が募る一方です。
ですが、それは個人の考え方の問題ではなく、チームでの話し合いが目の前のタスクの話ばかりになってしまっていることが原因なのかもしれません。
今日は、明日からのチームの働き方に変化が起きる魔法の会議についてお話しします。
弊社は3月からリモートワークになり(6月からは週3リモートを導入)、以前よりも目先の仕事中心の話ばかりになってしまったことを課題に感じ、先日「モニラボ未来会議」という名で、「会社の未来」や「メンバー個人の未来」に向き合う時間をとりました。
その未来会議によって、次の日からの働き方が明らかに変化しました。今回は、モニラボ未来会議の内容と、そこから得られたチームへのメリットをお伝えします。
瞳を輝かせながら鮮やかに生きる
モニラボはビジョンに「瞳を輝かせながら鮮やかに生きる人を増やす」と掲げています。これには、正解を求めて生きるのではなく、自分だけのときめきや情熱を見失わずに納得の純度を高く保ち続けながら、歩みを進められる人を増やしたい、という思いが込められています。
そして、まずは社員がそれを実現している人であれということで、クレドにも「瞳を輝かせながら鮮やかに生きる」と掲げています。
そのため、社員一人ひとりが仕事への納得度を高く持ちながら働くこと、自分が本当に情熱を持って仕事に取り組めているか、ということを日頃からとても大切にしています。
また、代表の中村は「会社は社員の舞台であることが理想」とよく話しています。
会社の目標をメンバーに押し付けるのではなく、会社はメンバーそれぞれの夢や、成し遂げたいことを達成できるような場所であり、各々が自由演技できるような環境であることが理想である、という意味が込められています。
このように弊社には、納得度を持ちながら自己実現を叶えるためにMorning Laboで働くというカルチャーがとても強くあります。
ですが、コロナの影響により未来に不安を感じてしまい、気持ちも落ち込みがちに。そしてリモートワークになったことで、目の前の必要最低限のタスクの話ばかりになり、将来の話や自分の想いをシェアする時間が減ってしまいました。
今一度、「瞳を輝かせながら鮮やかに生きる」という会社の大切なカルチャーを取り戻すために「モニラボ未来会議」をしたいと提案して開催することになりました。
未来会議の方法
モニラボ未来会議では大きく構成を2部に分けて、前半は現在のモニラボの状況や、大切にしたいことについてのお話。後半は「未来を考える時間」として会議を進めました。
前半は割愛し、後半の「未来を考える時間」で話し合ったトークテーマは以下の4つです。
このトークテーマは、事前にメンバーに話たいテーマを募って抜粋したものになります。
ひとつのトークテーマにつき、最初に3分ほど各々考える時間をとって、その後にシェアの時間を取るというのを繰り返しました。
話し合った内容は表にまとめて、次の未来会議でまた振り替えられるようにしてあります。
未来会議によって各々の夢の支援者になれる
未来会議後によって、会社の未来だけでなく、個人の未来をシェアすることで、次の日からの働き方が大きく変わり、ポジティブな仕事のパスができるようになりました。
会社の未来については、嬉しいことに各々の考えに相違がほとんどなく、目指しているイメージがとても近しいものでした。特に嬉しかったのは、3月から新たに入社した重岡も相違がなかったことです。
(重岡の記事はこちらからご覧ください)
会社の未来に対して、当たり前ですが個人の未来については考えることが各々違い、とても面白い時間でした。
まず、会社の未来についてはイメージできるのに、自分の未来を想像するのは苦手なメンバーもいました。自分の将来を考えるというのは、きちんとやるのは就活期や転職時くらいで、仕事にのめり込んでいる人ほど忘れがちなのかもしれません。
今回特に面白かったトークテーマは、3つ目の「1年後にモニラボと自分が、誰にどんな言葉で紹介されたい?」です。
このトークテーマでは、メンバーそれぞれがどんな人にどんな言葉で褒められたいのか、認められたいのか、何のために頑張っているのかということがわかりました。
「だから、この仕事をしている時は楽しそうなんだ」「この前こんな発言をした理由はここにあったんだね」と、いつもの仕事への向き合い方や、タスクの進め方などが、この答えに紐づいている感覚がありました。
仕事にとっても熱心なメンバーがいても、その人はただ仕事が好きなのか、それともそのさきに何か目指すものがあるのか、どんな人になりたいのか、こういったメンバーの夢や理想をチーム内でシェアすることはなかなかないことだと思います。
未来会議をすることによって、こういうタスクは〇〇さんにお願いしたら〇〇さんの目指す姿になれそうだな、こんな仕事が入ると〇〇さんの瞳はもっと輝くだろうな、ということがわかるようになりました。
「〇〇さんはデザインが得意だからデザインは〇〇さんにお願いしよう」という得意不得意で仕事のパスを出すのではなく、個人の未来についてをシェアすることにより、メンバー同士でお互いの夢や標を応援する気持ちが芽生え、お互いが支援者になることができるのです。
未来会議の次の日から、仕事のパスが以前よりも気持ちよく進むようになったと実感しています。
今回はそれらのメリットに加え、コロナ禍により将来への不安を感じやすく落ち込みがちだった状況が、モニラボ未来会議をしたことで未来を明るく捉えられるようになり、開催してよかったなと思いました。
未来会議後の全員のメンバーの表情がとても晴れやかだったことが印象的でした。
皆さんのチームは今、どんな状況でしょうか。
もし、冒頭に述べたようにチームに少しでも違和感を感じたり、仕事のパスがうまくいかないなと悩んでいる方、リモートワークによってメンバーとのコミュニケーションが希薄になっているなと感じた方は、ぜひ未来会議をやってみてはいかがでしょうか?
少しでも参考になれば嬉しいです!
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