話し下手な営業マンと講師が稼げている理由
セールストーク、スピーチ、セミナー。
人に何かを伝えることをする時、流暢に話せれば、お客様の信頼が得られ、何かが売れたり、リピートが生まれると思っているなら、それは大きな誤解です。
流暢に話せない、かむ、どもる。でも、商品をどんどん売る人がいます。
流暢に話せない、かむ、どもる。でも、リピートが絶えない講師がいます。
なぜそんなこと起きるのか?
大事なことはお客様が何を求めているかです。
お客様が求めているのは、流暢な話ではなく、信用です。
この営業マンは信用できるか? この講師は信用できるか?
ここを見ています。
名著「話し方入門」を書いた、D・カーネギーはこう言いました。
歴史に残る、聴衆の心を掴んだスピーチに共通していたことは、スピーカーが緊張していたことだ。
その時間を大切に思うからこそ、緊張が生まれます。その緊張が聴衆に伝わります。そして、聴衆はこう思います。
このスピーカーは、私たちとの時間を大切に思ってくれているんだな。
信用に勝るスキルはありません。
セールストークで売れる時代は終わりました。
これからは、信用・信頼・共感で売る時代です。
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