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世界を平和にする愛の名言まとめ―アミ小さな宇宙人より―  全文 改訂版


まえがき

本書を手にとってくださり、ありがとうございます。
名著であるアミ三部作の名言をまとめました。


本書のまとめ

本書の要点を3つ紹介します。

1.すべての基本は愛。
愛とは、大事に思う気持ちのこと。
愛するとは、大事にすること。

2.私たちの使命は、すべての基本が愛である、ということを多くの人に広めること。

3.人生の目的は愛を成長させること。愛が成長すれば、自分も他の生き物も幸せになる。

愛については、恋愛についてだけを言っているわけではありません。

愛の気持ちを持って生きること、人生や自然や人生のさまざまなことを愛することをここでは、言っています。


第一部 アミ小さな宇宙人より


アミ小さな宇宙人のまとめ

すべての基本は愛。
愛とは、大事に思う気持ちのこと。
愛するとは、大事にすること。


アミ小さな宇宙人のあらすじ

あらすじはウィキペディアを参照してくださいますよう、お願い致します。

アミ小さな宇宙人−wikipedia


アミ小さな宇宙人 愛の名言


アミ小さな宇宙人2章より

この世界には、唯一、普遍的で完璧な生きのびることを保証する組織がある。それは愛を基本とした組織である。
文明が進歩するということは、文明全体が愛により近づくということ。
愛を基本とした世界は進歩していて、誰も傷つけない。
愛を基本とした世界を作れば、みんなが生きのびることができる。

力づくとか、破壊するとか、強制するとか、暴力は、愛の少ない人がやること。

ある程度の科学の水準に達した、でも、優しさや善意の欠けた文明は、必ずその科学を自滅するほうに使い出すんだよ。
ある世界の科学の水準が、愛の水準をはるかに上回ってしまった場合、その世界は自滅してしまうんだよ。


アミ小さな宇宙人3章より

未来は決められていない。
平和な世界は一人ひとりの行動次第で作ることができる。


アミ小さな宇宙人4章より

それは人が悪いのじゃなくて、古いシステムを使っている組織がいけないんだ。人間は進歩してきたが、システムがそのまま変わらずにいる。悪いシステムが人を傷つけ、不幸へと追いやって、しまいに間違いをおかすようにさせる。でも良いシステムの世界的組織は悪人を善人に変える力があるんだよ。



アミ小さな宇宙人6章より

本物の賢者とは、知性と愛の調和がとれている人のこと。



アミ小さな宇宙人8章より

愛の多い人とは、なんの利害もなく、人のために尽くしている人。

地球に住む人が、愛がすべての基本であることを知って、愛を基本として行動することで、地球は平和な場所になる。

問題は、乗り越えるべき自分自身への挑戦ととらえる。

人間の持っている可能性で最高のものは愛である。二番目が意識で、三番目が思考。

惑星だってそれぞれ進化の異なったひとつの生命体なんだよ。唯一、生命のあるものから生命が生まれるんだ。みな、依存していてお互いに関係し合ってるんだよ。地球の起こすことは、そこに住んでいる人々に影響を与えるし、反対に人々のすることが地球に影響を与えるんだ。

アミ小さな宇宙人9章より

進歩とは、より愛に近づくこと。
本当の人間の大きさは、その人の愛の進歩度合いによって決まる。

人間の進歩とは、エゴを少なくして、愛を増やすこと。

人はエゴが増えると、他の人よりも自分がずっと重要だと考えるようになる。
人を軽蔑したり、傷つけたり、利用したり、他の人の人生を支配したりする権利まであると思い込むようになる。
エゴとは自我、うぬぼれのこと。自己中心主義とか利己的な考えのこと。

エゴは愛が育つときの大きな障害になる。


アミ小さな宇宙人10章より

他人との競争ではなく、自分自身と競争して、自分自身に打ち勝つべき。

地球が平和になるかは、地球に住む人次第。
世界を統一して、国境をなくし、平等に、そして武器をなくして生きられるかにかかっている。

最大の幸福は、人に奉仕して、援助すること、そして人の役に立っていると感じることによって得られる。


アミ小さな宇宙人11章より

愛のある人は、人の役に立つことで幸せを感じられる人。

愛があるなら人に奉仕できることを幸せに感じる。同時に、人から奉仕を受ける権利を持つ。

愛がとても多くなればすべての人を愛することができるようになる。

すべての進歩した世界の大切な教えは、愛をもって生きること。

武器を放棄して、他人を傷つけることをしなくなる。
みんな仲良く暮らす。
そうすれば、世界はすぐに平和になる。


アミ小さな宇宙人12章より

どうしてまだ、みんなが幸せに生きられないのか?

それは、いまだに、時代遅れの古い考え方と、新しい時代には順応できていない仕組みにしたがい続けているから。

地球は人々の心がつながりあえば、すぐにでも平和な世界になる。



アミ小さな宇宙人13章より

愛がすべてを創造する。

愛は、力であり、振動であり、エネルギーである。
光もまた、愛と同じように、振動であり、エネルギーである。

あなたや、私や、星や、雲や、木や、石や、思考は、みな異なった周波の、同じものの振動である。
周波が高ければ高いほど、物質やエネルギーがより繊細になる。

その同じものとは愛である。

すべては、愛からできている。すべてが愛である。

あなたは愛である。
だから、愛に反した行いは、あなた自身に反した行いになる。

すべての命は愛から誕生する。



アミ小さな宇宙人14章より

愛が世界の基本だということを理解して、国境をなくし、みんな仲良く、世界を統一して、愛に基づいた組織をつくれば、生きのびることができる。

愛が幸福に向かう唯一の道。


第二部 もどってきたアミ―小さな宇宙人より


もどってきたアミのまとめ

私たちの使命は、すべての基本が愛である、ということを多くの人に広めること。


もどってきたアミ 愛の名言


もどってきたアミ4章より

生きているものはみんなエネルギーを発している。

科学は人々の喜びのために使うもの。

社会的な成功とか、金銭とか、物質を手に入れることができたとしても、精神的なものに対してまったく無知で、ハートに愛がないのだとしたら、その人の人生は良いものにはならない。

愛については、ロマンスについてだけを言っているわけではない。
愛の気持ちを持って生きること、人生や自然や人生のさまざまなことを愛することをここでは、言っている。

愛があるときには、たとえ物質的な富が少なくても幸福でいられる。
もし、愛だけ求めたら、他のものも手に入るようになる。

でも、物質的な富だけを求めたら、物質は手に入れられても、幸福は手に入らない。

幸福のもとは愛だから。


もどってきたアミ7章より

破壊から、唯一あなたたちを救う方法は、愛の普遍性(愛が世界で一番重要なものであるということ)を知ることであり、愛によってあなたたちの人生すべてが支えられていることを理解すること。
愛と、ともに生きれば、生きのびることができる。


もどってきたアミ9章より

今のところ、世界にとって一番重要なことは平和を手に入れること。


もどってきたアミ10章より

心の中に愛があるときには、宇宙はすべて一体となったひとつの大きな存在だっていうことに、いまに気がつくようになるよ。


もどってきたアミ11章より

愛を持ってすることはすべて、良い結果をもたらす。


もどってきたアミ12章より

自分じしんに対する愛は、自分の幸福をさがすことにつながる。
他人に対しての愛は、他人に奉仕すること、他人の幸福のためにはたらくことにつながる。
このふたつの力は、お互いにバランスがとれているべきなんだ。

もどってきたアミ14章より

状態の変化があるだけで、魂は永遠である。

地球人は前世の記憶を維持したまま肉体が変わることを許されていない。
それが死という幻想を生み出す。

愛とは求めるものではなく、与えるものなのだ。どうやったら愛が手に入るかって?愛を与えることによって。愛することによって。

もどってきたアミ15章より

幸せな人生を生きるためのたったひとつの方法は、愛とともに生きること。

人や、社会や、世界にとってもっとも基本的で、必要なものは愛である。

ある世界が破滅から救われるための、唯一の力が愛である、と認識したときに、はじめてその世界は生きのびることができる。


もどってきたアミ16章より

まず第一に優先しなければならないことはきみたちの惑星を救うことだ。

今の時点で、もっと人間的な世界に作りかえるために必要なことは、もうすでに知っていることを実践する、それだけで十分。

平和と統一のために働くこと以上に価値のある仕事はない。

愛は必ず勝利を手に入れるよ。だって愛は宇宙最大の力なんだからね。

最後は筋肉よりも、知性よりも強い力が生き残る。筋肉よりも知性よりも強い力とは、愛の力である。
平和を求める愛の力が一体となったとき、それは世界でもっとも堅固な力になる。

最後に克服しなければならない欠点は、精神的高慢さ、精神的エゴである。

精神的高慢さ、精神的エゴは、誰かに対して、精神的にあまり進歩していないというさげすみの気持ちを抱くたびに見つけることができる。

真実の愛は誰も軽蔑しない。ただ奉仕することを望むのみ。

もし、他人の非難すべき欠点を、克服できる欠点と見ることができるとき、あなたは綺麗な身になっている。


もどってきたアミ17章より

わたしたちがあやまちをおかす原因は、一人ひとりそれぞれの中にある愛を忘れること。
あやまちをおかしたとき、あやまちの代償として、苦悩がうまれる。

いつも、自分の中にある愛から離れずに行動すれば、あやまちをおかすこともなくなる。そして、苦しむこともなくなる。

執着とは制限された愛のことだ。でも本当の愛に制限はない。

愛には二つの在り方がある。
ひとつは自分自身に向かう愛。もうひとつは他人に向かう愛。
空気が入り、出ていく、愛の在り方は、ちょうど呼吸と同じようなもの。
執着があるときは、はき出す呼吸の量より、はるかにたくさん吸いこむようなもの。
すべて自分へ、自分の家族へ、自分の属している派閥へと考える。
自分に執着して、他人にはより少ない愛しか向けないのは、バランスが良くない。

また、反対に自分より他の人に向かって、よけいに愛が向かうのも、バランスが良くない。長くは続かない。

他の人のことも自分と同じ量だけ、自分と同じように愛するのが、バランスのとれた愛。本当の愛。
バランスのとれた愛が理想的な愛の形。

生きのびることを望むなら、執着は乗りこえて、本当の愛にしたがわなければならない。

不均衡でエゴイスティックな執着を放棄すれば、公正で平和な世界を建設することができる。


もどってきたアミ18章より

“自分の魂が想像したものは全て、実現可能なことだから、努力と持続と信念を持って実現すべきだ”と。
武器が支配している、かたく冷たい世界を信じるかわりに、僕は愛が支配している世界を信じる。もし同じ夢を見る人が沢山いるなら、きっとそれは実現するにちがいない。
きみたち自身で行動すべきなんだ。全て平和的な手段を通してね。押しつけるのではなく、教えてあげることだ。全ての人が、平和的にお互いに同意し合って、あとに続いていけるような道を示してあげることだよ。
誰かがやってくれるのを待っているのではなく、自分たちで行動することだ。
きっときみの世界は、きみの惑星の運命は、この本を読んでいるきみの行動しだいだろう。


第三部 アミ3度目の約束―愛はすべてをこえてより


アミ3度目の約束のまとめ

人生の目的は愛を成長させること。愛が成長すれば、自分も他の生き物も幸せになる。


アミ3度目の約束 愛の名言


アミ3度めの約束1章より

本当の愛とは、肉体ではなく、魂にかかわることがらなんだ。



アミ3度目の約束2章より

本当の愛は与えるもの。

愛する人の幸福に、幸せを感じられること。

ひとりの人の中にはすべてが存在する。

どんな出来事だって、最初はまず人々の心の中、ハートの中で起こる。


アミ3度目の約束3章より

奉仕したいって気持ちは少しずつ育っていくもの。

愛に関することは、全て自由であって、決して義務じゃない。もし、自由でないとしたら、それは愛には属していない。

世界の基本は愛。
愛に反したときは苦しむことになる。自分のしたことは全部自分に返ってくるから。

原因と結果の法則はすべての存在に作用している。
とてもよいことをすれば、素晴らしいことが返ってくる。
人々に害をおよぼすようなことをすれば、同じ色の害が自分に返ってくる。


アミ3度目の約束6章より

執着といらだちは叡智とは対極にあるもの。執着といらだちは成長のさまたげにしかならない。



アミ3度目の約束7章より

「愛」こそが、最良の師なんだよ。本当の愛というのは、善と知性との絶妙なバランスの上に生まれるもの。



アミ3度目の約束9章より

意識に目覚めた人達みんなが、自分自身で努力するのは勿論だけれど、周囲の人達にも光をひろげるようにしなければならない、とも言っていた。
それから彼は、僕達に、自分が人類の進歩に奉仕していると信じこんでいる、少なからぬ人達のように、"黙示録の預言者”や”死の使者”にならないようにと、とくに注意、強調していた。

人生のいちばん大切な目的は、愛の成長に奉仕すること。

喜び、健康なユーモア、楽天主義、希望、責任、悪意のない魂、信念、許し、隣人への助け、本物の愛などが、ますます必要不可欠なものになっていき、それが人類にとって、そして一人ひとりにとって、高い水準の存在へ移るのに必要なエネルギーになると言っていた。
反対に、どんなものであれ、恐怖、絶望、堕落などの種をまくものからは、距離をおくことが必要だとつけくわえた。
次にあげる欠点は、どんな犠牲を払ってでも自分たちの中から追放するべきで、もしそれらの欠点が大きければ、新しい世界の一員になることはできないと言っていた。
それは、羨望(ねたみ)、利己主義、暴力、物質主義、人の不幸を望むこと、(知的、感情的、物質的、性的なことにたいする)無責任、恩知らず、不機嫌。

君たちが、高い水準の存在に移っていけない理由はただひとつ。さまざまな分野において、君たちのものの見方がまだ変化できていないからだよ。
君たちの文明を導いている物質主義的な観点や外面重視の視点から、もっと人間の内面を完成するというテーマに向けてピントを合わせていく必要があるんだ。
でも、惑星自身の必要性と、人々の意識の高まりによって直ぐに今の状況は変わりはじめるよ。そのときこそ、君たちの協力がなくてはならないものになるんだ。
出来るかぎりスムーズに前進をはたすのが望ましいけれど、それが出来るのは、全体の意識の高まりだけなんだ。
そしてその意識の高まりを生んだものこそ、愛であり、愛に導かれた知性なんだよ。だからこそ地球の愛の成長を助けることが、なにをおいても大切なんだ。


アミ3度目の約束10章より

よいものを、それがないところへ、それが必要な人のところへ持っていって、とんでもない値段をふっかけたりしなければ、それは良い商売である。
その場合、悪い見返りはなく、利益が出る。



あとがき

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

出典

エンリケ・バリオス、石原彰二,アミ小さな宇宙人,徳間書店,2005年


エンリケ・バリオス、石原彰二,もどってきたアミ―小さな宇宙人,徳間書店,2005年


エンリケ・バリオス、石原彰二,アミ3度目の約束―愛はすべてをこえて,徳間書店,2005年

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