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2021/8/9 コロナ後の、キャリアコンサルティングの新しい手法

【コロナ後の、キャリアコンサルティングの新しい手法】

コロナ禍を経て、私たちは世の中の変化に常に対応し、柔軟な方向転換を求められています。

そこで重要となってくるものの一つが、プロジェクトのアジャイル化。
プロジェクトとは、「共通の目標を持ち活動する期間限定のチーム」のこと。

進行が全自動化ではなく人間の手で遂行される、社内でなく社外と協力する、期限を設定する、などの要素を持ちます。
そうしたプロジェクトの遂行においてコンサルタントに任されることは、チーム全体で追い求める「実現可能なリアルな目標設定」。そのほか、「いつまでに何をする」というマネジメント、進捗確認・フィードバックの方法・ビジョンを作ることを促すことなどがカウンセリングの領域です。


一方のアジャイルとは、「機敏な・素早い」という意味。

アジャイル型のプロジェクトとは、顧客と開発チームが一体となった主体的で小さなチームであり、優先順位を臨機応変に調整しながら進行します。

アジャイルのモデルではイテレーション(一連の開発サイクルの反復)を2週間単位で行います。短期間で計画からデモンストレーションまでを繰り返し、改善とデリバリー(提供)をしながら全体を積み上げていくという流れです。


この手法は、キャリアコンサルティングに応用することができると考えています。

アジャイルでいう臨機応変は、キャリアを取り巻く環境の3つの要素「社会の情勢」「所属する組織の状態」「クライアントの価値観」を把握すること。

主体的で小さなチームとしての動きは、まず「必要な行動をリストアップし優先順位をつける」ことと、「リストの項目や順序、あるいは目的自体を調整しながら、コーチング的にナビゲートしていく」こと。

イテレーション(反復)は、「やったこと・やること・障害」を短時間のコンサルティングによりシェアしながら、振り返しを促しフィードバックを提供すること。やったことの意味づけと効果測定を短時間で繰り返すことで、改善しながら「ビジョンを調整・共有」しキャリア全体を積み上げていくのです。


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